奄美大島沿岸で獲物のエラブチ(ブダイ)を鷲(わし)づかみにして飛ぶミサゴの姿を、鹿児島県奄美市名瀬の写真家、浜田太さん(69)が撮影した。 ミサゴは「魚鷹(うおたか)」の異名を持ち、海岸や河川の上を飛び、急降下して水中の魚を捕まえる。英語名「オスプレイ」は米軍輸送機の名前の由来。環境省のレッドリストで準絶滅危惧種。 浜田さんが11日午後2時すぎ、龍郷町北部の海岸線を車で走行中、目の前に獲物をつかんだミサゴが現れた。「30年くらい、チャンスがあればと狙っていた。車を降りて夢中で撮った」と念願の一枚に満足げな様子。 ミサゴは大物を抱えて飛ぶのに苦労したようで、浜田さんの頭上を2回旋回した後、山の方へ飛んで行ったという。
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