島根県松江市が今月から国宝・松江城天守近くに生える樹木49本の伐採を始める。同市出身の男性から編集局に「樹齢150年の巨木も切られ、歴史的価値が下がらないか。今後も際限なく切られないか」と心配する声が寄せられた。市の担当者に話を聞くと「天守や石垣という城の本質的な価値を守るため」との答えが返ってきた。 【写真】幻の「末次城」遺構発見か 松江城以前に存在 市によると、伐採する49本は、2014年度の調査で石垣を壊したり園路沿いで倒れたりする可能性があるとされた計616本の一部。そこへ19年の首里城(那覇市)などの火災を受けた松江城の防火対策の検討が重なった。天守への延焼防止の観点も踏まえ、昨年5月に市が決定した。 緑豊かな松江城の堀の内側は都市公園で、84種類3206本の木が生える。このうち樹齢150年以上の223本(7%)は、江戸時代末期から存在する古木として市も価値を認め、基本的に保存を
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