沖縄県宜野湾市の松川正則市長(70)が26日午前、出張先の東京・港区赤坂のホテルで死亡しているのが確認されたことを受け、和田敬悟副市長が同日午後2時から市役所で記者会見を開いた。市長の死因について同副市長は「事件性はないと聞いている。持病はほぼなく、今後の司法解剖で判明すると思う」と述べた。市長の職務代理者は同日から和田副市長が務める。市長の死去に伴い、市長選挙が実施される予定で、選挙期日は市選管が臨時会を開いて決定する。 市によると、松川市長は26日に予定していた財務省への要請で同午前9時にホテルのロビーに市職員らと集合する予定だったが、集合時間を過ぎても部屋から出てこないことから市職員が部屋を確認しに行ったところ、ベッドの上ですでに呼吸していない松川市長を発見した。その後、医師が死亡を確認した。市長は要請後、26日に帰沖する予定だった。 同午前9時半ごろ、市長に随行していた市職員から一