多摩丘陵エリアを東西に横断する「南多摩尾根幹線道路」が完成に向けて工事進行中です。中央道や圏央道に抜けるまでの渋滞緩和に期待がかかりますが、どこまで進んでいるのでしょうか。 稲城多摩トンネル(仮称)を建設 調布方面から多摩ニュータウンを貫通し、橋本方面へ向かうルートが「4車線道路」にパワーアップしようとしています。 「南多摩尾根幹線」(尾根幹)という名称の道路整備事業、完成すればどう便利になるのでしょうか。 この道路は、多摩川の北部から「伏見通り」「武蔵境通り」「鶴川街道」として、新座~西東京~三鷹~調布を南北に抜ける幹線の延長線上にあります。 多摩川原橋を渡って稲城市に入ると、尾根幹はだだっ広い道路用地の中の「側道だけ開通済み」という状態になります。つまり実質2車線というわけです。そのまま若葉台、唐木田を抜けて、町田街道へ接続します。 この「側道だけ開通済み」の部分を、トンネルなどでスム