パンや牛乳などの値上げが相次いでいる。しかし給与は簡単には上がらないし、銀行に定期預金で預けていても、この超低金利では事実上の“たんす預金”だ。このまま物価が上昇し続ければ、預金の額面が同じなら実質的な価値は目減りしていくだけ、ということになる。 だからといって、預金を減らしたくないという人に、いきなり「株を買え」というのはリスクが高すぎる。初めの一歩としては、“守りながら攻める”ことを考えることも大切だ。 「金融知識がない」「まだまだ金融リテラシーが身に付いていない」といった人は、改めて銀行の普通預金と定期預金に注目しよう。長引く不景気によって、銀行預金は低金利が続くものの、日常的に使うお金を預けるのに銀行口座は欠かせない。しかし小学生の時になんとなく口座を開いた銀行を、今も使っていないだろうか? もちろんその口座を否定するわけではないが、まずは見直してみることから始めよう。 イートレ専