日本ウェルター級タイトルマッチが2日、後楽園ホール「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.6」のセミで行われ、王者の坂井祥紀(横浜光)が挑戦者1位の能嶋宏弥(薬師寺)に3-0判定勝ち。初防衛に成功した。スコアは98-92×3。 メキシコとアメリカでキャリアを重ねた“逆輸入ボクサー”坂井と元WBOアジアパシフィック・ミドル級王者でWBOミドル級15位の世界ランキングを持つ能嶋の一戦。サークリングする能嶋を坂井が追いかける立ち上がりとなった。 身長で上回る能嶋はスイッチしながらジャブをから次のパンチにつなごうとした。坂井は能嶋のジャブをブロックしながら距離を詰めてジャブ、ボディ打ち、右を狙う。3回、坂井の右オーバーハンドがヒット。能嶋の脚は止まらないものの、徐々に馬力のある坂井の圧力が効いてきた印象だ。5回終了時の採点は、48-47、49-46×2で王者