ステージ両サイドの巨大LEDビジョンで時を刻んでいたカウントダウンの数字が小さくなるにつれ、オーディエンスは徐々に立ち上がり歓声を上げ、力強い手拍子を鳴らし始める。「000,000,000 SECONDS」を迎え場内が暗転し、ステージには再集結後のライブを支えてきたサポートメンバーの鶴谷崇(Key)と、往年にサポートを務めていた三国義貴(Key)、そして吉井和哉(Vo)、菊地英昭(G)、廣瀬洋一(B)、菊地英二(Dr)が現れた。吉井は「ついにこの日がやってきました! 今宵は“SHINE ON”、皆さんと俺たちが最も輝く日でありたいと思います」と叫ぶ。そして2020年、観客の声出しが叶わなかった東京ドームではファンの合唱音源を場内に流したことを振り返り「そのときの声も今夜ここで一緒に復活させたいと思います。今日は遠慮なくたくさん大きな声で騒ごうぜ!」とオーディエンスに呼びかけた。 その言葉に