オーストラリアのメルボルン・ビクトリーを退団した本田圭佑氏。同氏はサッカー選手だけではなく、国内外にサッカースクールを経営するほか、ベンチャービジネスに投資をするエンジェル投資家という顔も持つ。2018年にはウィル・スミス氏とともに「ドリーマーズ・ファンド」を立ち上げた。そして同氏ブロックチェーン関連ベンチャーやテクノロジーに投資していく「ブロックチェーン・プロジェクト」の始動を宣言した。なぜ、本田氏はブロックチェーンに着目したのか。その理由と、今後の事業のミッションを熱く語った。 ブロックチェーンに着目した理由 「今日はサッカー選手として来たわけではありません」 本田氏はこう切り出し、セッションをスタートさせた。 2008年、オランダのVVVフェンロに入ってから、世界中のいろんな国に行くことが増えたという。中には「車が止まったとき、まだ小さな子どもが弟や妹を背負って、物乞いをしている姿を