タグ

natgeoに関するl-yoのブックマーク (10)

  • よい姿勢は慢性痛やうつも改善、全身と心の健康に大きな差がつく

    悪い姿勢の問題は、見た目だけにとどまらない。呼吸が制限され、取り入れる酸素が減る。首や腰の痛み、運動能力の低下、消化の問題、筋肉疲労、ホルモンバランスの乱れにつながることもある。(Photograph by Tara Moore, Getty Images) 健康を向上させて寿命を延ばすには、運動をしたり、果物や野菜をべたりすることだけが重要なのではない。首や腰の痛み、呼吸器の問題、運動能力の低下、消化器疾患、筋肉疲労、ホルモンバランスの乱れといった問題を避け、充実した人生を生きるには、正しい姿勢を保つことが不可欠だ。こうした問題は、適切に対処しなければ時間とともに悪化する可能性がある。 「年とともに関節や靱帯の弾力性は低下し、悪い姿勢に適応できなくなっていきます。するとやがて、神経や脊髄が圧迫され、身体活動が制限されたり、慢性的な痛みにつながったりすることがあります」。米カリフォルニア

    よい姿勢は慢性痛やうつも改善、全身と心の健康に大きな差がつく
  • 心身にいい「レジスタンス運動」、手軽で驚くほど多くの健康効果

    米カリフォルニア州ロサンゼルスにある自宅のジムで片足ランジを行うケーシー・ジョンソンさんは、「Swolewoman」(筋肉のある女性の意)の通称で知られるインフルエンサー。血圧とコレステロールの改善をもたらす筋力トレーニングは、心臓の健康維持に役立つ。(PHOTOGRAPH BY MICHELLE GROSKOPF) フィットネスの助言といえば、有酸素運動の効果を説く話なら何度も耳にしたという人は多いだろう。サイクリングやランニング、ジョギング、ウォーキングなどの運動の勧めはありふれているが、もっとウェイトトレーニングや腕立て伏せをしようと呼びかけられることはあまりない。だが、健康を保つには、レジスタンス(抵抗)を利用したトレーニングもまた重要だ。 「レジスタンス運動(レジスタンストレーニング)」とは、器具や自分の体重が生み出す抵抗を利用して筋肉を強化するトレーニングのことを指し、数多くの

    心身にいい「レジスタンス運動」、手軽で驚くほど多くの健康効果
  • コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも、研究

    新型コロナウイルスの感染は昨年11月下旬から年が明けても増える傾向が続き、流行の「第10波」の兆しも見せている。理化学研究所(理研)と京都大学の共同研究グループは昨年末、症状が収まった後もウイルスが心臓に残存すると心不全のリスクが高まる可能性があると発表した。同5月に感染症法上の位置付けが5類に移行し、人々は「コロナとの共生」の日常に戻っているが、流行ウイルスの性質が大きく変わったわけではなく、油断はできない。厚生労働省は今冬期の流行拡大に注意を呼びかけている。 国内初感染確認から4年でまた増加傾向 新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから1月15日で4年が経過した。5類移行後は感染実態の把握方法は全数把握から全国約5000の定点医療機関による定点把握に変更された。厚労省によると、定点把握の感染者数は移行後も増え続け、昨年8月末から9月上旬には1医療機関当たり約20人になり流

    コロナ第10波の兆し、今後「心不全パンデミック」の恐れも、研究
  • 医療用の幻覚剤が解禁間近か、独自に合法化した州も、米国

    セロトニンの偏光顕微鏡写真。セロトニンは脳内神経伝達物質で、うつ、記憶、睡眠などに関係している。セロトニン受容体と結びつく幻覚剤が、PTSDや不安障害、うつ病の治療薬として試されている。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL W. DAVIDSON, SCIENCE SOURCE) セーリッシュ・サヤニさんは、母親が急死したあと、10年以上にわたって心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされてきた。年月がたつにつれて、激しいパニック発作は治まってきたが、絶えず続く過覚醒、いつ起きるかわからない発作、断続的な浅い睡眠といった症状と日常的につきあうことを余儀なくされた。 サヤニさんは3年前に友人から、合成麻薬のMDMA(3,4-メチレンジオキシメタンフェタミン)を使った「幻覚剤療法」について聞いた。ネットで調べてみたところ、MDMAとプラセボ(偽薬)を比較する臨床試験(治験)の参加資格

    医療用の幻覚剤が解禁間近か、独自に合法化した州も、米国
  • 知られざるオランダの古道、豊かな自然育む「里山の道」を行く 写真12点

    1997年春、私(オランダ人ライターのNiels Guns氏)は学校の遠足でオランダの最南端、ドイツとベルギーとの国境近くを訪れた。国内で唯一大きな丘がある丘陵地帯で、大地に深く刻み込まれたような「ホルベーヒェ (『沈んだ道』という意味)」と呼ばれる小道が印象的だった。道の両側には節くれだったヤナギの木が立ち並び、その他の植物が急な土手の斜面にしがみつくようにして生えていた。帰りのバスの中で、私はこの国で最も美しい場所に出会ったと思った。(参考記事:「ヨーロッパの美しい、魔法のような村 19選」) オランダとベルギーのリンブルフ州(どちらの国にも同じ名の州がある)には、このようなホルベーヒェが数多くみられる。場所によっては数メートルもの深さがあり、多くは深い緑で覆われている。数千年前に、台地を流れる小川の浸によって削られてできたものだ。

    知られざるオランダの古道、豊かな自然育む「里山の道」を行く 写真12点
  • 人工甘味料が腸内細菌を乱すと判明、健康に悪影響の恐れも、研究

    甘さがきび砂糖の数百〜数千倍に及ぶものもある人工甘味料は、一般に人の体内では処理されない。カロリーがゼロであるか、少ししかないのはそれが理由だ。(PHOTOGRAPH BY TRISTAN SPINSKI) ダイエットをうたう炭酸飲料を飲んで、砂糖に付き物のうしろめたさやカロリーを気にせずに甘さを堪能する。その快感は多くの人が経験したことがあるだろう。しかし、新たな研究によると、人工甘味料はかつて考えられていたほど無害ではなく、それどころか糖尿病や体重増加のリスクを高めるかもしれない。 科学者らは以前より、人工甘味料と人間の糖尿病との関連を疑ってきたが、これまでは実験用のマウスでしか証拠は示されていなかった。今回、イスラエルの科学者たちが、同様の試験を人間で行ったところ、人工甘味料は人間の腸にすむ細菌の働きを妨げるのみならず、後に血糖値を下げにくくする可能性があることがわかった。血中にブ

    人工甘味料が腸内細菌を乱すと判明、健康に悪影響の恐れも、研究
  • 米国で幻覚キノコ狩りが静かな人気、都会の庭や植え込みに自生

    わずか数を摂取するだけで幻覚作用を起こすマジックマッシュルーム。米国太平洋岸北西部には、十数種類が都市部の植え込みなどに普通に生えている。写真は、P. オボイデオシスティディアータという名のマジックマッシュルーム。(PHOTOGRAPH BY MICHAEL CHRISTOPHER BROWN) 冬から春にかけての雨上がりの日、米国西海岸の道を歩いていると、家の庭やビルの前の植え込みなどに、たくさんのキノコが生えているのが目につく。 サンフランシスコ近辺でも様々な種類のキノコを見かけるが、キノコ通にとって特に気になるのが、いわゆる「マジックマッシュルーム」として知られる幻覚キノコだ。 なかでもよく見られるのは、シビレタケ属のキノコ3種。シロシベ・キアネセンス(Psilocybe cyanescens)、シロシベ・アレニー(Psilocybe allenii)、そしてシロシベ・オボイデオシ

    米国で幻覚キノコ狩りが静かな人気、都会の庭や植え込みに自生
  • 「最も奇妙な惑星」天王星をめざせ、惑星科学者らが提言

    天王星は太陽から7番目に近い惑星だが、人類がこの惑星を訪れたのは、1986年に探査機ボイジャー2号がフライバイしたときだけだ。科学者たちは今、天王星とその衛星を詳細に調査するために、もう一度訪れたいと考えている。(PHOTOGRAPH BY NASA/JPL) 天王星は、おそらく太陽系で最も奇妙な惑星だ。この氷の巨大惑星は、ある時点から横倒しになり、そのまま横向きに自転している。そして、十数の環が周りを取り囲み、27個の衛星が周囲を回っている。 人類が天王星を間近で観察したのは1986年に惑星探査機ボイジャー2号が接近したときの1回だけで、科学者たちはこのミルキーブルーの惑星について、少数の興味深い事実以外、ほとんど何も知らない。しかし今、そんな状況が変わろうとしている。(参考記事:「探査機ボイジャー40年、隣の恒星に出会う日」) 惑星科学者たちは4月19日、「惑星科学と宇宙生物学の10

    「最も奇妙な惑星」天王星をめざせ、惑星科学者らが提言
  • 謎に包まれたイエス・キリストの最期の日々 写真と画像16点

    キリスト教において、パーム・サンデー(復活祭直前の日曜日)からイースターまでの1週間は、最も神聖な期間の一つとされる。復活祭と言われるように、イースターは処刑されたイエス・キリストの3日目の復活を記念する祝祭だ。しかし、イエスがいつ、どこで亡くなったかについては議論が続いている。 エルサレムに入城したイエスは、ローマ帝国のユダヤ属州総督ポンテオ・ピラトの前で行われた裁判を経て、受難に至る。聖書学者や歴史家は、この裁判が行われた正確な時期や場所を特定しようと、現存する記録に目を通してきた。それでも、決定的な答えはまだ見つかっていない。(参考記事:「イエス・キリストとはどんな人物だったのか?」)

    謎に包まれたイエス・キリストの最期の日々 写真と画像16点
  • シチリアの旅、古代の巡礼路をたどって島を縦断しよう

    巡礼路が復活したイタリア、シチリア島のアグリジェント。世界遺産「神殿の谷」には多くの観光客が訪れる。(PHOTOGRAPH BY FRANCESCO LASTRUCCI) 10年前、イタリアの歴史家や考古学者らが、十字軍の騎士たちがノルマン語で記したシチリア島内陸部の古道を地図にまとめる作業を始めた。ほとんど忘れられていたこれらのルートは、巡礼路「ヴィア・フランチジェナ」の一部だ。ヴィア・フランチジェナは、英カンタベリーからイタリア、ローマ、そして南東の聖地へと続く、かつてヨーロッパで最も古く、最も人気があった巡礼路である。 シチリア島の巡礼路は、ギリシャ人、ローマ人、ノルマン人、アラブ人、アラゴン人などが何世紀にもわたって利用し、現在でもその痕跡が残っている。シチリア島の住人たちは、数千年の歴史を持つ巡礼路に新しいトレッキングコースを作り、観光客を増やそうという野心的なプロジェクトを始め

    シチリアの旅、古代の巡礼路をたどって島を縦断しよう
  • 1