豊かさの個人的な定義として、多くの米国民はストレスを感じることなく安心して生活できることを挙げる。金持ちかどうかにはあまりとらわれていないように聞こえるが、実は金のないことこそがストレスの原因であることを考えると、そうでもない。 米国民は資産を持つことが幸せの条件だと認めたがらない。現代ウェルス指数算出のためのチャールズ・シュワブの年次調査で、「金持ちであること」を豊かさの定義とする回答は11%にすぎなかった。回答者の大半は満足の条件として金以外のものを挙げたが、それを得るために必要な資金については率直に語った。 それによると、今日の米国で金銭的に安心して暮らせるためには平均140万ドル(約1億5400万円)が必要で、1年前の調査の120万ドルから増えていた。「金持ち」であるために必要な資産額は240万ドル(約2億6500万円)で変わらず。チャールズ・シュワブは21-75歳の米国民1000