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  • 2章「ぼくが信じてきたことはすべてうそ」 - ハリー・ポッターと合理主義の方法 - ハーメルン

    「ぼくのせいに決まっているじゃないですか。あらゆることに責任があっていいのは、このなかでぼくだけなんですから。」 おかしなことだがけっきょくのところ、フクロウが手紙をとりにきたとパパに説明するほうが楽だったかもしれない。 「は? フ(・)ィ(・)ッ(・)グ(・)さ(・)ん(・)が(・)?(・)」  エヴァンズ゠ヴェレス教授のうけたショックは甚大だった。 ハリーも完全に同感で、 リヴィングルームと台所のあいだのテーブルのまえに座りながら、すこしめまいがしそうな気分だった。 「来るのは何時って?」とペチュニアがきいた。 蒸し焼きなべをチェックしながら、髪の毛を手でなでつけた。まるで、いつ呼び鈴がならされてもおかしくない、とでも言いたげだ。 「フィッグさんとは十年のつきあいだよな。ちゃんと理屈の通じる人だ。いったいなぜフィッグさんが——」とパパ。 「ママ、何時とは言われなかったよ。『ちょっと』で

    2章「ぼくが信じてきたことはすべてうそ」 - ハリー・ポッターと合理主義の方法 - ハーメルン
    l08084
    l08084 2020/05/28
  • ハリー・ポッターと合理主義の方法 - ハーメルン

    ハリー・ジェイムズ・ポッター゠エヴァンズ゠ヴェレスは科学書やSFが好きな11歳の天才少年。自称科学者の彼は、魔法のしくみに異議があるようです。自分より小さな動物にも大きな動物にも変身できる? エネルギー保存則はどうなってるの? 何でみんな疑問にも思わないの? この世界は原作と似て非なるパラレルワールドです。原作との矛盾や乖離、ストーリーの根幹にかかわる設定改変や世界観のちがいがありますので、ご注意ください。後半シリアスです。 これはJ K Rowling氏の原作品「ハリー・ポッター」シリーズをもとにした E S Yudkowsky 氏のファンフィクション Harry Potter and the Methods of Rationality (略称HPMOR)の日語訳です。1〜4章に関しては、Daystar氏による編集・加筆版を翻訳元としました。両氏の許可をえて公開しています。 - ht

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    l08084 2020/05/28
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