ブックマーク / zenn.dev/shougo (3)

  • プラグインマネージャーの歴史と新世代のプラグインマネージャー dpp.vim

    始めに ddc.vim, ddu.vim の開発が一通り終了し、次に作成するプラグインについて考えていました。 バイナリ編集プラグイン ddx.vim の開発を進めることも考えていたのですが、dein.vim の開発から長い時間がたっており新たなプラグインマネージャーも出てきているので、そろそろ作り直すべきではないかと考えました。 プラグインマネージャーの機能がどんどん複雑化する昨今、プラグインマネージャーに必要な機能とは何か考えたときに、「拡張可能なプラグインマネージャーが求められている」と思ったのです。 そして今回作成したプラグインマネージャーは dpp.vim です。 dpp.vim は作成したばかりで完成度はまだ低く、dein.vim ユーザーが乗り換える機能のレベルや安定性にはなっていません。 しかし、その設計思想とインタフェースは十分固まったといえるので今回記事を書くことにしま

    プラグインマネージャーの歴史と新世代のプラグインマネージャー dpp.vim
    l08084
    l08084 2023/10/15
  • 自動補完プラグイン ddc.vim + pum.vim

    始めに 前回の記事から約二ヶ月が経過しました。ddc.vim の開発は順調に進んでおり、ようやく仕様が安定化してきています。 正式リリースも近いです。 今回は最近私が実装を行っている pum.vim という新プラグインと ddc.vim との連携について解説します。 pum.vim について これはもともと nvim-cmp が実現していたアイディアになります。 pum.vim はネイティブで用意されている補完機能を使用せずに、自前で Vim の popup window 機能や floating window 機能を用いて補完を行うプラグインです。 Emacs でいうと popup.el に相当します。 ddc.vim + pum.vim と nvim-cmp の独自補完ウインドウの大きな違いとしては、nvim-cmp は neovim 専用なのに対して ddc.vim + pum.vi

    自動補完プラグイン ddc.vim + pum.vim
  • 新世代の自動補完プラグイン ddc.vim

    始めに ここ数ヵ月力を入れてddc.vimの開発をしていて、ようやく一通りの機能がそろいましたので、広くユーザーに使ってもらうフェーズに進めたいと考えています。 ユーザーからの要望やバグ報告に対応が終わってから正式版の1.0となりますのでよろしくお願いします。 私が以前に作成した自動補完プラグインであるdeoplete.nvimは既に開発を終了しました。 私自身は既にdeoplete.nvimからddc.vimに移行しており、もはや何の不便も感じていません。動作も最初から安定していますし、自信をもってユーザーに使用を推奨することができます。 自動補完フレームワーク開発の歴史 私はこれまで数々の自動補完フレームワークを開発してきました。ここでその歴史を簡単に振り返ってみましょう。 neocomplcache.vim 2008/12 頃開発 私が始めて作成した自動補完フレームワークは neoc

    新世代の自動補完プラグイン ddc.vim
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