自宅の最寄りのコンビニは、残念なことにかなり狭い。なので、買い物に行ってもあまり楽しくなく、必要なものを買ったらすぐに退店する。ところが、隣駅の近くにあるコンビニは、最寄りの店と同じチェーンとは思えないほど広く品揃えも豊富なため、眺めているとあれもこれも欲しくなり、しまいには何を買いに来たかを忘れてしまうほど魅力的だ。 忘れると言えば、我を忘れさせるのが都内でも屈指のオフィス街にあるビルの一角を占めるコンビニでの光景だ。昼時、この近くを通りかかったら、私は様子を見に行くことにしている。昼休みの間、複数あるレジの前には弁当などを求めるビジネスパーソンの長い列ができるのだが、レジの係員がその長蛇の列に果敢に挑んでいる様が圧巻なのである。 バーコードを読み取り、弁当をレンジで温め、会計をし、おつりを渡し、袋詰めをしたら次の客を迎える。この一連の流れは、見ているとほれぼれし、まさに眼福。中には
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