米ロサンゼルスで起きた連続殺人事件の容疑者が逮捕されたそうだが、容疑者特定のきっかけとなったのは本人のDNAではなく、容疑者の息子のDNAだったそうだ(LA Times、本家/.、CNN.co.jp)。 逮捕されたのは、駐車場の係員や清掃作業員として働いていたというロサンゼルス在住のLonnie Franklin Jr.容疑者、57歳。容疑者は、1985年から2007年の間に10件以上の殺人および殺人未遂に関与したと考えられている。 この連続殺人犯は1988年から2002年までの間一旦途絶えたため、犯人は通称「グリム・スリーパー(grim sleeper:眠れる残虐犯)」と呼ばれていた。長年に及ぶ捜査でも容疑者を突きとめられなかったロサンゼルス警察は、データベースに登録されている約130万人の犯罪者のDNAと、犯行現場から採取された「グリム・スリーパー」のDNAとを照らし合わせることにした