鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が市庁舎内に張り出させた職員の給与総額を書いた張り紙をはがし、昨年7月31日付で懲戒免職処分になった元係長の男性(46)が3日、1年ぶりに職場復帰した。竹原市長の専決処分で2日に副市長に就任した元愛媛県警巡査部長、仙波敏郎氏が進言し、竹原市長が同意した。 男性は3日午前7時半ごろ出勤し、午前9時から市長室で辞令交付式に臨んだ。男性は「副市長付主幹兼行政改革推進担当係長」という辞令書を竹原市長から受け取ったという。仙波氏によると、式で竹原市長は「公益のためにお願いします」と声をかけ、男性は「分かりました」と答えたという。式は5分ほどで、竹原市長から謝罪の言葉はなかったという。 仙波氏は男性に「市役所を根底から変えるような案を出してほしい」と求め、男性には総務課の別室が与えられた。仙波氏は市職員の人件費削減や機構改革など、業務全般の見直しを提案するよう命じたと
北九州市八幡東区高見の板櫃(いたびつ)川で、片方の後ろ足がないツチガエル46匹が見つかった問題で、生態学などの専門家でつくる調査検討委員会(委員長・小野勇一九州大名誉教授、5人)の初会合が3日、市役所で開かれ、原因について「ヤゴに捕食された可能性が高い」との見解を示した。 市の調査によると、カエルに病気や寄生虫は見つからず、現場の放射線や水・土壌の化学物質の量も標準的だった。このため、委員らはいずれも原因となる可能性は低いと結論づけた。 会合では、▽現場の川で20センチ四方当たり20〜30匹のヤゴが見つかった▽米、英で後ろ足のないカエルが水生生物に捕食されたとする論文が発表されている――などが報告され、「オタマジャクシの後ろ足が出た段階で、ヤゴが食べた」とする見方が有力となった。委員会は今後、ヤゴによる捕食実験などを行い、原因の特定を目指す。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が裁判所の決定に従わず、復職を拒んでいた男性職員(46)が3日、約1年ぶりに職場復帰した。2日就任した仙波敏郎副市長(61)が、市長に復職を進言していた。 仙波副市長によると、男性は午前7時半ごろに出勤。同9時に辞令の交付を受け、竹原市長は「公益のために仕事をしてほしい」と訓示した。 役職は「副市長付主幹兼行政改革推進担当係長」で、復職のための新設ポスト。市役所のスリム化をはかるため、全体の業務の見直しを担当するという。 男性は、市長が庁舎内に張り出させた職員給与総額を書いた紙をはがし、昨年7月31日に懲戒免職処分とされた。鹿児島地裁で執行停止が確定、処分取り消し訴訟も勝訴したが、市側は控訴し復職を拒否。出勤しても自宅に帰されていた。
幼い姉弟2人が置き去りにされ、遺体で見つかったマンション。玄関前には、2児を思い花束や飲み物のペットボトルが供えられていた=2日午前8時27分、大阪市西区(竹川禎一郎撮影) 大阪市西区のマンションで幼い姉弟2人が母親の風俗店従業員、下村早苗容疑者(23)=死体遺棄容疑で逮捕=に置き去りにされ、遺体で見つかった事件。下村容疑者が働いていた大阪・ミナミの繁華街には、夜の街で働く母親たちのための託児所がいくつもある。利用者には、子供を預けながら、女手一つで懸命に育てるシングルマザーがいる一方、「雇う側の配慮がなければ、同様の育児放棄が起こる危険性は常にある」と指摘する関係者もいる。深夜、託児所を訪ねた。(八木択真) ■水商売こそ、周囲のサポート不可欠 ネオンが輝くミナミの繁華街で、雑居ビルの一室からあどけない声が響いていた。約80平方メートルの空間は24時間営業の託児所で、10人ほどの子供たちが
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