『数学する身体』が気になったので、読んでみた。 数学する身体 作者: 森田真生出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2015/10/19メディア: 単行本この商品を含むブログ (17件) を見る 概要 数学は高度に抽象化され、もはや現実の世界に縛られることなく、論理の世界に存在すると思われがち。 けど、そんな数学も、元を辿れば人間の営みによって生み出されてきたもので、人間との深い関わりが存在する。 この本では、そんな数学の歴史と変遷を辿りながら、数学というものが、人間とは無関係な無味乾燥なものなのではなく、人間と深い関わりのあるものなんだということを再発見していこうとしている。 「数える」という行為から始まって、まるで身体から漏れ出すように、数学的思考は広がってきた。 (中略) 新たな数学が生まれる場面に生きた人間の姿があり、冷徹に見える計算や論理の奥に血の通った人間がある。 特に、アラン・
概念世界と一体化する 旅から帰ってきても、行った先で感じていた感覚は残っているものだ。撮った写真を見ると、その感覚が蘇(よみがえ)るし、旅先で食べた品々の匂いを嗅ぐと、その日の行動が次から次へと思い出されてくる。ある土地のことを本や映像で知っても、こうはいかない。実際に行ってみて、その土地に自分を置いてみないと、こんなにくっきりとした感覚は得られない。 数学も旅のようなもの、と著者は書く。ただしそれは手で触れることも、目で見ることもできない抽象的な概念世界への旅だ。「多変数解析関数」の世界と聞いても、さてそれはどんな世界なのだろう。しかし数学者の岡潔にとって、その世界は「峻険(しゅんけん)なる山岳地帯」だったらしい。彼はその山岳地帯を旅し、そこに自らの身を置いたのである。そうすることで、その風景の襞(ひだ)を探査できる数学的乗り物を発明し、ついには連綿と連なる未解決問題の「一群の山系」を発
(18.7.16更新) イギリスで話される言葉は当然英語!と思っていませんか? 確かにイギリスの公用語は英語ですが、イギリスには英語のほかに、ウェールズ語(ウェールズ)、スコットランド語(スコットランド)、アイルランド語(北アイルランド)があり、いずれも英語とは全く異なるケルト系の言語なのです。 また、イギリスで広く話されている英語は、北部ドイツから移住したアングロサクソン族が、イングランドで話していた言語が広がったものです。 イギリスの中世では英語が公用語として話されていましたが、英語が公用語でなかった時代もありました。 その理由は、英語の歴史、いやイギリスの歴史が深く影響しているのです。 英語ではなくフランス語に変わった中世のイギリス まずは、英語の歴史を簡単に見てみよう! 5世紀ごろからイングランドにやってきたゲルマン系のアングロサクソン人が話す言語が、長年のうちに変化して英語になっ
脱ファイルサーバ!!個人でも会社でも使えるOSSのドキュメント管理システム!その名も「Alfresco」!CMSインフラOSSAlfresco文書管理 はじめに ファイルサーバって重いし、ファイル探すの大変だし、ファイル名だけだとどれが目的のファイルかわからないし。。。 と感じた経験はありませんか? 私も強く感じていて、いい感じのドキュメント管理システムないのかなと探していました。 DropBoxやOwnCloudも候補としてあったのですが、いまいち響かず。。 そんな中出会ったのが、「Alfresco」! この出会いをみなさんに共有すべく、記事を書かせていただきました。 インストール作業は以下の記事を参考にしてください。 Alfrescoのインストール作業をコマンド単位で丁寧に記載します Alfrescoとは? 参考:Alfresco公式ホームページ AlfrescoはCMS(コンテンツマ
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