1989年6月に発売されたDynaBook J-3100SSの衝撃はすごかった。2.7キロでバッテリー駆動時間が2.5時間のA4ファイルサイズのノートPCだった。19万8000円という当時としての価格もすごければ「みんなこれを待っていた」というキャッチフレーズも鮮烈だった。あの衝撃をもう一度体験することはできるのだろうか。今回は、東芝PC&ネットワークス社を訪ね、、妹尾奉典氏(PC第一事業部PCマーケティング部プロダクトマーケティング担当グループ長)と荻野孝広氏(PC第一事業部PCマーケティング部マーケティング担当主務)に話を聞いてきた。 モバイルPCが社会に認知されるきっかけとなったDynabook J-3100SSに現在の東芝製コンシューマーPCの主力であるQosmio G30。Dynabook、Librettoを経てQosmioにいたるまで、その形態を変えながらも東芝のノートPCに対