2016 - 02 - 29 NIFTY-Serveと秋の空 普通の一般家庭には玄関と勝手口くらいしか出入りする場所は存在しない。忍びの末裔で抜け穴とかカラクリとかない限り、それ以外に出入り口は存在しないはずだ。そこを通って誰かに会いに行くし、誰かが会いに来る。言うなれば人と関わりを持つための窓口のようなものだ。では、その窓口が突如として1つ増えたとしたらどうだろうか。それも、単なる玄関などとは違い、ずっと異質でずっと可能性を秘めた異次元の出入り口だとしたらどうだろうか。 そう、僕らはそうやって異次元の出入り口が突如増えることを体験してきている。あの日の興奮だけはいまだに忘れられないのだ。 時代は90年代半ば、 Windows95 発売時のフィーバーがテレビなどで取り上げられたこともあり、一般的にも「なんだかパソコンがすごいことになってるぞ、よくわからないけど」とじんわりと広がってきた頃だ