駅ホームの照明の色で「先に発車する電車」が一目瞭然-。JR東日本は、スムーズな乗り換えのため照明の色を路線ごとに変える試みを始める。横浜線と京浜東北線が同じホームに乗り入れる東神奈川駅(横浜市神奈川区)で、照明を全て発光ダイオード(LED)に取り換え、十五日から運用する。 (皆川剛) 同駅は、八王子方面へ向かう横浜線が二つのホームから発車し、同じホームに京浜東北線も乗り入れる。京浜東北線から横浜線に乗り換える際、横浜線の二つのホームのうち、どちらのホームが先発かこれまで分かりにくかった。 各路線の照明は車両のシンボルカラーにちなんで差別化。横浜線では、先発ホームの照明を緑と白の二色にする。後発ホームの照明は白色だけが光る。このためカラフルな照明のホームの方が先発と、ひと目で分かるようになるという。 また、横浜線の車両を使った京浜東北線の直通運転も多く、この場合は大船方面へ向かうため、八王子