衆院本会議で肝炎対策基本法案が可決され、笑顔で一礼する福田衣里子氏=26日午後1時21分、国会内、飯塚悟撮影衆院厚生労働委員会で肝炎対策基本法案が可決され、薬害肝炎全国原告団の山口美智子代表(手前)と握手をする福田衣里子氏=26日午前、国会内、飯塚悟撮影 C型肝炎訴訟原告だった民主党の福田衣里子衆院議員はこの日、衆院厚生労働委員会の委員として、肝炎対策基本法案の審議に臨んだ。委員長提案で採決の末、全会一致で可決されると、同僚議員から次々に握手を求められ、笑顔で応じた。 福田さんは委員会終了後、「やっとここまでこれた。これで第一歩だが、まだ参院もあるので」と述べ、衆院の本会議場へ向かった。 初当選から3カ月近く。同法の成立に向けて、慣れない国会周辺を走り続けた。 始まりは当選から間もない9月15日だった。衆議院議員会館内で開かれた患者集会。「私には大きな責任と使命がある。精いっぱい頑