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2015年8月18日のブックマーク (2件)

  • 双2次フィルタ

    と表すことができます。 この伝達関数の周波数特性は、 ω0 を境にして減衰を始めるローパス特性になっています。 すなわち、このような RCL 回路を用いて、ローパスフィルタを作ることが出来ます。 ちなみに、クオリティファクタ Q を変えると、カットオフ特性のなだらかさなどが変化します。 ここではローパスフィルタを例に挙げましたが、 RCL の配置をいろいろと変えることで、さまざまな特性を作ることができます。 伝達関数の分母・分子ともに2次のフィルタを双2次フィルタ(biquadratic filter、あるいは biquad filter)といいます。 (余談ですが、quad- という接頭語は“4”という意味を表します。 quadratic は“四角形の”という意味合いから“2次元の”という意味で使われる言葉です。 ついでに、bi- は“2”を表す接頭語です。 biquadratic は文

    双2次フィルタ
  • (2)C言語で音声合成もどき ~母音の生成~

    この記事は素人が音声合成で遊んでいるだけの記事です。完全に行き当たりばったりなので、紹介している内容の保証はできません。また、記事の内容を予告なく変更することがあります。 生成した「お」の波形 今回は題の音声合成に移っていきます。 前回は波形データをWAVファイルに書き出す部分を作ったので、ここからはさっそく母音の合成をしていきます。 ざっくりいうと人間の声は、声帯で基となる音がつくられ、声道で加工されたものです。 今回のプログラムは、この「声帯→声道」という構成を参考にして音声を合成していきます。 まずは、声帯にあたる部分から実装することにします。 声帯が振動すると、周期的な波が発生します。 つまり、なんらかの周期的な波を使えば模倣できそうです。 一般的なシンセサイザーのようにノコギリ波や三角波を使うこともできますが、ここでは声帯振動の波を模倣したRosenberg波とよばれる波形を使

    (2)C言語で音声合成もどき ~母音の生成~