示唆的なできごと。 不備の多い英文和訳テキストに対して、「間違いだらけじゃないか」と突っ込んだ人がいて、それに対してまた「その言い方じゃみんな萎縮して翻訳する人がいなくなるだろ」的な突っ込みがあった。 http://d.hatena.ne.jp/takeda25/20141012/1413116292#c1413243487 ぼくはこの突っ込みコメントは論理的にちょっと変だと思う。元の和訳を書いた人に対して「不備があっても公開する方がいい」と考える人が、その間違いを指摘する人には「もっと紳士的に指摘すべきだ」と言っているからだ。 不充分な和訳を公開してよいなら、不充分な(充分には紳士的でない)指摘もまたあってよいはずだ。 そもそも他人の間違いを指摘することは簡単ではない。「私は確かに間違っていたかもしれないけど、その指摘の仕方はひどい。もっと丁寧に教えてくれればいいのに」という事態はそこい