去る5月23日(木)、クリエイティブセンター主催のデザイナーミートアップ「LINE CREATIVE Meetup」を開催しました。これまで私たちは仕事の進め方やデザインのノウハウを公表することはほとんどありませんでしたが、LINEという大規模なサービス群のクリエイティブを司る部署として、蓄積したノウハウをシェアすることで業界に貢献する、というのがその目的です。 なにぶんこのようなイベントを主催すること自体が初めてであり、部署にとって何から何までほとんど初体験という状態。募集人数を決めるにあたっても「そんなに興味を持ってもらえるだろうか」と不安に苛まれており、当初予定していた募集人数は30人でした。結果として設定した80人という募集人数もあっという間に埋まってしまい心配は杞憂に終わりましたが、逆にこんなにも興味を持ってくださる方がいるのかと自信も着きました。 では、記念すべき第1回のLIN
Official site of graphic designer Paul Rand.
吉田ユニによるアートワークサイト。 Art director & Graphic designer [ Yuni Yoshida. ]
日頃デザイン案をどの段階で他者に見せていますか。わたしは最近、途中でもできるだけ早い段階でチームメンバーにデザイン案をオープンにしていくということを試してみています。 具体的には、Adobe XDでウェブデザインのモックアップを作成しているのですが、プレビューのシェアURLをグループウェアやGitHubのIssueに貼っておくというものです。翌日には新しいボタンが増えているかもしれないし、一週間後にはガラッと印象が変わってるかもしれない、という断りも添えて。 最初からほぼ最終の段階まで誰にも見せずに、多くの時間をかけてからできましたとメンバーに見せること。これをじゃじゃーんと呼んでいます。これはチームで仕事をしていく上では次の点からアンチパターンでしょう。 向かう方向が見当違いだった場合に手戻りが多く発生する 他者からみると順調なのか困っているのかわからない 他者の仕事をブロックする可能性
シンプルにデザインする方法を学び、なぜデザインが過度に複雑になってしまうのかを知りましょう。もっとも成功した企業が作り出し、広く使われているプロダクトの多くは明らかにシンプルなものです。 また、シンプルさは一部の企業が競合よりも成功している主な理由でもあります。Googleの検索エンジンや、AppleのiPhone、WhatsAppメッセンジャー、よくできている天気ウィジェットなどは、シンプルさが表に出ている人気プロダクトのほんの一例です。 この記事ではシンプルさを見分けて獲得する方法と、シンプルさがすぐれたUIをもたらす理由を紹介します。 シンプルさとは何か? 今シンプルなものが大流行しています。シンプルさは、成功した企業とそのファンの多くに支持されているデザイン哲学です。大成功を納めているApple社はデザインのシンプルさを求めて常に戦ってきました。米国出身の起業家であり投資家でもあっ
DMM.com ラボさまの社内勉強会にお声がけ頂き、「Atomic Design & Design Systems」というテーマでお話させて頂きました。 当日の構成 勉強会のテーマがAtomic Designについてだったので、前半はGUILDさん勉強会でお話させて頂いた内容を少し持ってきました。 後半ではAtomic Designの視点をもう少し広げて、Design System(毎回デザインシステム表記とどっちにしようか悩む)全般について、僕が調べたり考えたことをまとめました。 と言っても自分は何かしらのデザインシステムを取り入れたり実践したりと言った経験はありません。そのため、内容のほとんどは海外の事例や記事の引用・意訳になります。Design Systemについてまとまった情報が知りたい!という方には有益かと思いますが、基本的なことは知ってるよーという方にはあまりお役に立てないと思
A grid is like invisible glue that holds a design together. Even when elements are physically separated from each other, something invisible connects them together. Grids help designers to build better products by tying different design elements together to achieve effective hierarchy, alignment and consistency, with little effort. If executed properly, your designs will appear thoughtful and orga
はじめてのユーザーテスト 本連載では、新米マーケターである筆者がユーザーテストについて学んだことを発信します 「ブレスト」という言葉はもはや陳腐化し、ビジネスパーソンであれば誰しもが聞いたことのある言葉になりました。 しかし、本当に効果のあるブレストを行えているかと聞かれるとどうでしょうか。 ウンウン唸りながら、ひたすら時間を費やす「ただの会議」に陥っていないでしょうか。 前回までユーザー調査の手法を紹介してきましたが、当然ながら調査が目的ではなく、調査結果を手がかりに優れたアイデアを生み出していくことが最終的なゴール地点です。 本日は、優れたアイデアを生み出すためにIDEOがブレストで採用している原則を紹介します。 IDEOで日常的に行われるブレインストーミング 皆さんは、IDEOという企業をご存知でしょうか。 IDEO(アイディオ)は、カリフォルニアに拠点を置くデザインコンサルファーム
こんにちは、フロントエンドエンジニアの荒田です。 早いものでスペースマーケットに入社して半年が経ちました。毎日新しい発見があり充実した日々を送っています。 今日はAtomic Designを使ってReactコンポーネントを再設計したお話をご紹介したいと思います。 背景 今まではReactでコンポーネントを作成するにあたり、粒度に関しての指針が明文化されておらず、コンポーネントの粒度は各エンジニアがそれぞれの思想で決めていたため、担当エンジニアの違いによってコンポーネント粒度がばらばらになる課題がありました。 汎用的で、使いやすい粒度のコンポーネントを作成するためには、デザイナーがデザインを繰り返し使っている、その粒度に合わせるのがいいのでは?と感じました。 そしてそれらを解決するためにAtomic Designを導入してコンポーネントのあり方について再設計することにしました。 Atomic
デザインツールのもうひとつの未来 「次世代デザインツールはどこへ向かうのか(後編)」で、デザインプロセスはよりチームスポーツのようになると書きました。デザインツールはより開発との連携がしやすくなり、より実装を考慮したデザインがしやすくなるのでは?と仮説しました。しかし、デザインと実装の溝がなくなることだけがデザインツールの未来の姿ではないと思います。 デザインツールにあるもうひとつの可能性が、ジェネレーティブデザイン(generative design)です。 ここでいう『ジェネレーティブ』とは、コンピューターアルゴリズムで何かを生成・構築するもの。ジェネレーティブアートであれば随分昔からあります。例えば Gerg Nees の Computergrafik は、コンピューターアルゴリズムによって作られたグラフィックアートを 1965 年に発表しています。最近だと Processing の
Are you familiar with HTML/CSS but new to JavaScript or React?
SmartNews とデザイン こんにちは。スマートニュース株式会社プロダクトデザイナーの山本興一です。 スマートニュースにデザイナーが存在するというイメージをお持ちの方は少ないのではないでしょうか? そもそもデザインとはなんでしょう?一般的には視覚的に優れたものを作成することだというイメージがあるかもしれません。しかしスマートニュースでは、デザインとは「ユーザーとアプリとの接点の設計」だと考えます。純粋なビジュアルデザインに特化したメンバーはおらず、デザイン全体をiOS/Androidクライアント開発チームが、アプリの実装と並行して担当しています。 SmartNews のデザインは、単純にきれいな色や形だとか、かわいいイラスト、斬新な見た目などを追い求めているわけではありません。コンテンツへのリスペクトや、ユーザーへの思いやりがまずあり、それを形にして表層に現しています。例えば Smar
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