Bleeping Computerは3月28日(米国時間)、「Decade-old Linux ‘wall’ bug helps make fake SUDO prompts, steal passwords」において、Linuxの「wall」コマンドから脆弱性が発見されたとして、注意を喚起した。この脆弱性を悪用することで、複数のユーザーが端末に接続する環境において、偽の「sudo」コマンドのプロンプトを表示して管理者パスワードを窃取できるリスクがある。 Decade-old Linux ‘wall’ bug helps make fake SUDO prompts, steal passwords 脆弱性「CVE-2024-28085」の概要 wallコマンドはLinuxにログインしているすべてのユーザーにメッセージを送信するコマンド。システムを再起動する際などに残り時間や警告を通知する