「Debian/Ubuntuにおけるbinfmt_miscに関するメモ(Ubuntu 11.04時点・前半)」の続き。 判別ツール(detector)について 前半の「update-binfmts --display」の出力を見ると、同じ「MZ」という内容のマジックが Mono/.NETアセンブリ(Monoから使用) Windowsの実行形式(Wineから使用) の2つから関連付けられていることが分かるが、実際にそれぞれの形式のファイルを直接実行してみると、MonoとWineの内の適切なプログラムが選択されて問題なく実行できている(作業例は略)。 このような「マジックのみでは判別不可な2種類の形式」を区別する際に用いられるのが判別ツール(detector)で、Mono/.NETアセンブリの場合は detector = /usr/lib/cli/binfmt-detector-cliとあるよ