現在、量産型の炊飯器で最も高価な製品といえば、象印マホービンの「南部鉄器 極め羽釜 NW-AS10型」だ。「南部鉄器 極め羽釜」シリーズには、美味しい炊飯をするための多くの特徴がある。 そのなかでも一番大きな特徴は、経済産業大臣に指定された日本の伝統工芸である「南部鉄器」を、内釜に採用している点だろう。南部鉄器とは、溶かした鉄を「鋳型」に流し込んで成形する「鉄鋳物」のこと。岩手県南部鉄器協同組合連合会に認定された製品のみが、「南部鉄器」と呼ばれる。 2016年の最新モデル、象印マホービンのフラッグシップ炊飯器「南部鉄器 極め羽釜 NW-AS10型」と、南部鉄器製の内釜。最新の内釜は、羽根が下向きに大きくせり出している 極め羽釜シリーズの開発に関わった第一事業部サブマネージャーの野間雄太氏によると、南部鉄器の採用に本格的に動き出したのは2010年から。鉄素材とIHは熱効率が良いため、以前から
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