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ブックマーク / somethingorange.net (6)

  • 『アバター』。 - Something Orange

    たまにはまともな更新もしよう。 ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター』を観てきました。宇宙の彼方の遠い星を舞台にした作品ということ以外、事前情報ゼロで観にいったのですが、非常に楽しめました。 興行的には『タイタニック』の記録を塗り変えるかもしれないという大成功を記録しているとか。観るまえは何でこんな一般受けしそうにない設定の異星SFが受けているんだといぶかしく思っていましたが、観てわかった。超単純。超明快。全然SFじゃなくて、インディアン&騎兵隊映画でした。 物語はある元海兵隊員が亡くなった兄の代わりに惑星パンドラを訪れるところから始まります。「アバター」と呼ばれる装置を用い、現地人と同じ姿になったかれは、現地人に溶け込み、その信頼を得ていきます。 しかし、その裏では現地人を虐殺する作戦が進行していて――と、一応はサスペンスフルに進んでいくわけですが、ここらへん、全く新味はありませ

    『アバター』。 - Something Orange
  • Something Orange - 『精霊の守り人』がおもしろすぎて困る件。

    いや、ほんとにほんとに。 いま、衛星第二で放送している『精霊の守り人』がおもしろすぎる。 『攻殻機動隊』の神山組の新作ということで、もともと期待していたんだけれど、その高い期待値をさらに上回る出来。これから神山監督の作品は生涯追い続けることをあらためて誓ったよ。 現在、全26話のうち19話までしか放送されていないんだけれど、この時点で傑作だと断定できる。脚、設定、人物、作画、その他いろいろ、いずれも隙なし! 普通、熱狂的なファンを抱える作品が映像化されると、原作読者からはいろいろと文句が出て来るわけですが、この作品にかんしてはそれもないんじゃないかな? ジュブナイルファンタジィの映像化として、ほぼ完璧な出来といっていいと思う。 『らき☆すた』の何がおもしろいのかわからないあなた! こっちはあなたにもわかります。ていうか、だれにでもわかる。それくらい傑出して出来がいいですね。 そういうひと

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    laddertothemoon
    laddertothemoon 2007/08/21
    youtubeでも見れる
  • Something Orange - ファンタジィに外来語を出すことはありか?

    過去に何度か書いているが、アニメ版『精霊の守り人』が素晴らしい。 監督は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の神山健治。原作は文化人類学者でもある上橋菜穂子。 原作小説も出色の出来ではあるが、アニメ版はその原作を解体し、再構成し、まったく新しい『精霊の守り人』を生み出している。 『攻殻』が好きなひとも、原作が好きなひとも、そのどちらも知らないひとも、ぜひ見逃さないでほしい。これほど1話ぶんの放送が短く感じられる作品はめったにない。 さて、この作品、過去の日中国などを思わせるアジア風の異世界が舞台でありながら、「メンテナンス」「フォーメイション」などの外来語が登場する。 ごくあたりまえの台詞のなかに、何気なく、いや、何気なさを装って、そういった言葉が出てくるのである。 これらの言葉は原作小説には登場しない。アニメオリジナルの言い回しである。普通なら、「補修」とか「陣形」

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  • Something Orange -  「愛のないセックス」を学ぶ7作+α

    「お前さんはあれか? 「夫が人生のゴール」ってやつか? 生活を夫に依存する「専属売春婦」ってわけだ わたしは「」という生殖用の所有物になんかなりたかないね 「娼婦」ってのは女が自分で生活の糧を得る正当かつ需要の高い立派な職業なんだよ」 「……あなたの言ってる事からは「愛情」の問題が抜け落ちてるわ 男を見下して利用する事しか考えてないの?」 「ほーー そんなに「男」に期待してんのか? その「男」がお前をどんな目にあわせた? え? 言ってみろよ」 ――遠藤浩輝『EDEN』 いま、はてな界隈では売春論争がつづいている。 最初の火種がどこなのかよくわからないが、売買春の是非をめぐり、熾烈なやり取りがくりひろげられているようだ。 ひとつひとつ取り上げてくわしく紹介することはしないが、いまなお残る売春賎業論の根強さにはおどろかされる(この議論にかんしてもっとよく知りたい方は、こちらを参照して下さい)

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  • Something Orange - つながる「ことば」を求めて。

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  • Something Orange - 『攻殻機動隊』から『順列都市』まで。仮想現実SFの現在。

    順列都市〈上〉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10/01メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 238回この商品を含むブログ (218件) を見る 順列都市〈下〉 (ハヤカワ文庫SF) 作者: グレッグイーガン,Greg Egan,山岸真出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1999/10/01メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 49回この商品を含むブログ (164件) を見る 「前にもこれを体験したのは、覚えているわ。前回あなたがいったことも、覚えている――最悪の場合、あなたは最初の百年間、一という数字のことをずっと考えつづける。次の百年間は、二という数字を考えつづける。その先は、それが無限につづく。数字が思い浮かべられないほど大きくなったら、必要なだけ精神を拡張すればいい。証明終わり

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