2016 - 06 - 13 今、小説を書いています。 言おうかどうかずいぶん迷ったけれど、現在の事実なので書くことにします。わたしは大学三年生くらいから、じぶんはいつか小説を書くだろうと思っていた。けれど、正直このタイミングで書くとは思っていなかった。それ以上に、書くことがこんなに苦しいことだとは思っていなかった。それは“生みの苦しみ”みたいにかっこいいものじゃあ決してなく、書くことの本末転倒っぷりに辟易としていて、なにを原動力にして書き上げるべきなのかわからなくなってきた、というのが正直なところだ。 そもそも書き始めたのは衝動であり癒しのためなのだけれど、書けば書くほど苦しいというか、現実に目を向ける必要性が出てきて、じゃあいっそのこと投げ出せばいいんじゃないか、と思わなくもない。もうすぐ1万5000字くらいに到達するのだけれど、だいたいこの文字羅列に果たして意味があるのか、ただのガ
