覆面のストリート・アーティスト、バンクシーがロンドンのフランス大使館前の店舗外壁を覆う板に描いた壁画の保存にグーグルが動いた。壁画はフランスのカレーに足止めされた移民・難民が当局によって不当な扱いを受けていると批判する内容だった。壁画は開発業者によって撤去されたものの、直前にグーグルのストリートビューのチームが撮影。ウェブ上で壁画は存在し続けることになった。
役に立たなくなった英国「さもありなん」というか、中国が音頭をとるアジアインフラ投資銀行(AIIB)に一目散に参加した英国を米国が見放す――。こんな特ダネ記事が英大衆日曜紙メール・オン・サンデー電子版(下)に掲載された。 メール・オンラインより米議会調査局(CRS)が今月、上下両院の議員に配布した非公開のブリーフィング・ペーパーで5月に行われる英国の総選挙の影響について分析している。 結論は「米国にとって優先課題と考えられる問題や関係すべてについて英国は確実に役に立つとはみなすことはできないかもしれない」と英国に三行半を突きつけた格好だ。 メール・オン・サンデー紙は、第二次大戦でチャーチル英首相とルーズベルト米大統領が築いた英米の「特別関係(special relationship)」は終わったと伝えている。 シリア否決が転機に5月の総選挙で再選を狙うキャメロン英首相は当初、人道的介入に積極
イスラム国目指す女性続出=欧米から、戦闘員の婚約者も シリア北部ラッカで、車に乗って行進するイスラム過激派「イスラム国」のメンバー=7月1日にネット上に掲載されたビデオ映像より(AFP=時事) 【エルサレム時事】イスラム教スンニ派の過激組織「イスラム国」に参加するため、欧米諸国からイスラム教徒の若い女性が続々とシリアへ渡っている。勧誘されたりネット上で自ら志願したりして、イスラム国の戦闘員の「婚約者」や「ジハーディスト(聖戦主義者)」となっているもようだ。 イスラム国のシャリア(イスラム法)の解釈では、女性は前線で戦えないが、自爆攻撃は許されている。また、戦闘員と性的関係を持つことも「性のジハード(聖戦)」として奨励している。 イスラム国に加わる女性が特に多いのは、英国とフランスだ。英紙デーリー・テレグラフによると、イスラム国が本拠地を置くシリア北部ラッカでは、女性部隊「アル・ハンサ」
シリアやイラクで勢力を広げる過激派組織「イスラム国」が米国人ジャーナリストのジェームス・フォーリー氏(40)を殺害した事件で、英サンデー・タイムズ紙(電子版)は24日、英当局が特定した実行犯とされる男は、ロンドン出身の23歳とみられると報じた。 同紙によると、男はロンドン西部の高級住宅地に昨年まで家族と住んでいたが、その後「ジハード戦士」になったとみられる。 一方、英インディペンデント紙(電子版)は、男は英国ではラッパーとして活動し、治安当局への不満を歌っていたと伝えた。男の父親はエジプト出身で、1998年にケニアとタンザニアで起きた米大使館爆破事件に関わった疑いで、2012年に米国に引き渡されていたという。 英国では、殺害の様子を撮影したビデオに映る実行犯について、英語のアクセントからロンドン出身ではないかと衝撃が広がっていた。(渡辺志帆)
(2014年8月1日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」のジハード戦士たちが6月にシリア東部から飛び出し、イラクの北部と中部に攻め込んだ時、彼らはカリフ制国家の樹立を宣言しただけでなく、オスマン帝国のアラブ領地を分割し、全く異なる宗派と民族を欧州式の国民国家に投げ入れた1916年の英仏秘密協定「サイクス・ピコ協定」を破棄したと述べた。 だが、自らの帝国の利益を拡大するために第1次世界大戦後に英国とフランスが作り出したイラクとシリアは、すでにバラバラになり始めていた。 2003年の英米の侵略によって粉々になったイラクの事実上の分離もかなり進行していた。2011年に自身の専制政治に対する反乱が起きてから、バシャル・アル・アサド政権が自国民に無慈悲な戦争をしかけてきたシリアは、すでに宗派の線に沿って分解しつつあった。 1世紀前に逆戻りしたように見える中東
英政府によると、プーチン大統領はこの中で、「化学兵器が使用されたという証拠もなければ、誰が使用したのかもわかっていない」と述べ、引き続きアサド政権を擁護する姿勢を見せた。 これに対し、首相は「アサド政権軍が化学兵器を使用したのはほぼ疑いがない」と反論したという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く