インドネシアの観光地、バリ島のサル達がスマートフォン等の高価な物品を盗んで「人質」にすることを学習したと海外メディアが報じています。 スマホを人質に 英大手メディアThe Guardianによると、インドネシアの有名観光地バリ島のサルが、スマートフォンなどをわざと盗み、食糧と交換するための「人質」にしているとの研究結果が発表されました。 バリ島では有名な歴史的寺院の近くに多数のサルが住み着いており、例年多くの観光客が訪れています。 不注意な観光客がサルに物を盗まれる事件もたびたび発生しており、このたび研究者による調査の結果、サル達はより多くの食糧を得るため、スマートフォンなどの高価な品物を好んで盗んでいることが分かりました。 カナダ人研究者のルカ博士は、273日にわたり寺院のサルと観光客とのやり取りを観察した結果、サル達は空のカメラケース等の価値が低い物よりも、多くの食べ物と交換できるスマ