ピラミッドに魅了された人々が唱えた様々な珍説 ピラミッドは我々を魅了してやみません。 ほぼ人の手のみで組み上げた壮大な土木工事。 そして現代の科学も驚く正確無比な計算に基づいた設計。 そして未だに議論がある「なぜ建設されたのか」の謎。 古代から現代まで多くの人がこの謎に挑んできましたが、中にはかなりぶっ飛んだ説もあり、驚くことに結構市民権を得てしまった説もあったりします。 1. 神の知恵説 ピラミッドは神から知恵を受けて建設された ピラミッドは古代の叡智の結晶であり、幾何学、天文学、地理学など現代の学問が見落としている何らかの偉大な知恵が隠されているに違いない、という伝説は長い間語り継がれてきました。 19世紀のイギリスの詩人・随筆家のジョン・テイラーは50歳になってからピラミッドの魅力に取りつかれ、調べれば調べるほど、ピラミッドには隠された謎があるに違いないという信念を強くしていきました