日本維新の会の橋下共同代表とみんなの党の渡辺代表が28日、今夏の参院選に向けた両党の合流や選挙協力をめぐり、批判合戦を繰り広げた。 発端は、渡辺氏が27日のみんなの党大会で、先の衆院選について「(維新の会は)30近い小選挙区で候補者をバッティング(競合)させてきた。猛省を促したい」と語ったことだ。これに対し、橋下氏は28日、大阪市役所で記者団に「渡辺氏にももう少し大人の政治家になってもらいたい。こういう発信を続けたら、また(参院選で)バッティングしてしまう」と非難した。 その後、渡辺氏は国会内で記者団に、「その言葉は、そっくりそのまま橋下氏にお返しする。選挙の間際に新党を作って、国民をだますようなことは、もうやめた方がいい」と反論した。