【3.11】「高所へ逃げろ」と書かれた陸前高田市立図書館の本がたどった運命 地域の歴史を忘れず、伝えるために 高所へ逃げろ。「津波記念碑」という本の表紙には、そうメモ書きされていた。2011年3月11日、東日本大震災による大津波は、この本を所蔵していた岩手県の陸前高田市立図書館を襲い、職員7人全員が落命、蔵書8万冊も全て流出した。津波に浸水し、ボロボロとなってしまったこの本は、その後、どのような運命をたどったのだろうか?
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津波で被災した図書館=6月、岩手県陸前高田市 東日本大震災の津波で全壊した図書館の再建に向けた「ゆめプロジェクト」が、岩手県陸前高田市で立ち上がった。全国から不要な本を東京の古書買い取り業者に送ってもらい、業者が査定した金額を市に寄付する仕組みだ。 同市高田町にあった図書館は津波で職員6人全員が犠牲になり、約8万冊の蔵書を失った。震災後、報道で被害を知った人たちから本の寄贈の申し出が相次いだが、保管場所がないので断ってきた。 ただ、久保田崇副市長は「厚意を無駄にしたくなかった」。東京都杉並区の古書買い取り業者「バリューブックス」が、送られてきた不要な本を査定し、同額をNPO団体などに寄付する活動に取り組んでいることを内閣府勤務時代に知っており、協力を呼びかけた。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料登録で気軽にお
陸前高田市のモビリア仮設団地にある,陸前高田コミュニティ図書室を訪問してきました。 311の震災前,ここは陸前高田オートキャンプ場モビリアというキャンプ場でしたが,震災後に仮設住宅が建設されました。 その仮設団地内に新しく作られた図書室,それが陸前高田コミュニティ図書室です。 READY FOR?というインターネット上の寄付募集サイトでの陸前高田市の空っぽの図書室を本でいっぱいにしようプロジェクトを知りました(受付はすでに終了)。 私も少額を寄付させていただいたのですが,現地の様子が見たくなったので夏期講習の合間の休みを使って訪問してきました。 ただ見てくるだけでなく,Make Meetingなどで紹介している工作ネタを持って行きました。 仮設団地の子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごせたらいいなぁと思って。 前日に一ノ関駅前のビジネスホテルに入り,朝レンタカーで陸前高田へ。 ちょっと寄り道
序論 皆さんコンニチハ.お元気でしょうか. 今日は建築エントリなのですが,美術館でもない単体の建築物を紹介するのは久しぶりですのでとても緊張しています.しかも誰もが知ってるような有名な建築家が建てたわけでもないですし,さらに言えば首都圏から来るにしてもかなり時間が掛かる建物です.金もかなり掛かってるそう.しかしながら,なかなかいい感じの建物だったのでご紹介しますね. 設計は新居千秋さんという方で,場所は岩手県の沿岸,大船渡市というところにあります. リアスホール外観 外観はこんな感じです.もう思いっきりコンクリートで,ホントに要塞みたいな建物ですよね.かなりどっしりとした感じがあり,威圧感がありました.幾つか窓っぽく空いている部分がありますが,きっとそこから大砲とか打ってきて,太平洋からの敵を殲滅させるにに違いない(あるいは石を落とすだけか)! しかし,実際は近づいてみるとそんな威圧感みた
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