栃木県日光市にある猿のテーマパーク「日光猿軍団」が、31日に閉園しました。 「日光猿軍団」は平成4年に開園し、猿が学校の生徒にふんする「お猿の学校」の芸などで大ブームとなり、最盛期には年間およそ100万人が訪れました。 しかし、おととしの原発事故のあと、猿の訓練を担っていた外国人調教師が帰国し、猿も高齢化したことなどから閉園することになり、31日が最後の日となりました。31日は、朝早くから開園を待つ客が大勢詰めかけ、最後の公演を心待ちにしていました。 公演では校長先生にふんする間中敏雄社長が、「皆さんに支えられてここまで続けることができました。長い間ありがとうございました」と涙ながらに話すと、会場から拍手が起こっていました。 最後の公演を見にきたという親子連れは、「子どもの頃からテレビでよく見ていました。なくなってしまうのはとても寂しいです」と話していました。 間中社長は、「こんなにたくさ