記録的な大雨によりバッタが大量繁殖したのは事実 サバクトビバッタは、体長5cmほどの黄緑っぽい色をしており、短期間で繁殖し、1日150kmほどの距離を移動する特徴を持つとされる。 そのサバクトビバッタが、去年1月に東アフリカのケニアやエチオピア、ソマリアで大量発生し、食糧危機を引き起こすほどの大被害を与えたことから、今年2月にはソマリアで国家非常事態宣言が出されるまでになっている。 その後、バッタは中東、インド、パキスタンへと大群で移動。FAOによると、中東の記録的な大雨により、オマーンの砂漠で更に大繁殖したという。 この先も多くの降水によりバッタの繁殖は加速すると予測されており、4月には4000億匹近くにまで数が膨れ上がって中国へ襲来する可能性があることから、FAOは中国当局に警告と対策を促した。 パキスタンにアヒル軍を派遣してバッタの襲来を阻止!? 中国は、過去にもバッタ襲来によって大