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福島と本に関するlaislanopiraのブックマーク (8)

  • 蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき

    福島県の西部、新潟との県境にある只見町に一風変わった屋があるのをご存知だろうか。 店の名前は「たもかくの街」。 いわゆる新刊を扱う店ではなく、古書店だ。 1994年に開業して以来、まもなく25年。 膨大な蔵書は、その数なんと約150万冊。 これは都内の大型書店が抱える在庫数をはるかにしのぐ数という。 控えめに言っても「日一」。 そんな屋がなぜ、人口5,000人にも満たない、冬ともなれば3メートルを超す雪が降る日有数の豪雪地帯で四半世紀も営業しているのか。 代表の吉津耕一さんに話を聞いた。 「たもかくの街」誕生までの前日譚 ログハウス風の建物がいくつも並ぶ。中にはがぎっしり 「最初は木工所としてはじまりました。しかし、当時(おそよ40年前)は木材が海外からどんどん輸入されはじめたころで、木工所がどんどんつぶれていた時代。それでもうちは後からはじめたのでやめたくなかったんですよ

    蔵書150万冊を誇る古書の聖地「たもかく」で、本の森の賢者はかく語りき
  • 「明治維新を全否定」の歴史本 会津地方で大ベストセラーに

    「吉田松陰は山県有朋が創った虚像である!」 「久坂玄端は天皇拉致未遂犯である!」 「勝海舟は裏切り者である!」 「長州藩はテロリスト集団である!」 このように、新聞広告にはなんとも刺激的な惹句が並ぶ。日を近代化に導いたと教えられてきた明治維新を全否定する歴史書が、ベストセラーになっている。ヒットの背景を探ってみると、やはりあの“遺恨”があった。 歴史書としては異例の5万部を超えるヒットとなっているのは、「日を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト」のサブタイトルを冠した『明治維新という過ち』。出版元・毎日ワンズの松藤竹二郎社長がいう。 「立花隆氏が週刊文春、斎藤美奈子氏が週刊朝日の書評で取り上げて話題になりました。ただし、読みもしないで新聞広告を見ただけで抗議をしてくる人も多いんです」 著者の原田伊織氏は69歳で、作家のほかクリエイティブディレクターとしても活躍する人物。なぜこんな刺激的な歴

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  • 原発、集団的自衛権、ヘイトスピーチ…誰もが成りうる狂信主義とどう向き合えばいいのか? | ダ・ヴィンチWeb

    原発、集団的自衛権、ヘイトスピーチ…。この頃、SNSで語られることの多い社会問題。少なからず3.11が起きて、生存の危機を実感するまでは、一般の日人がこれほど政治や社会に関心を持つことはなかったように思う。それが顕著だったのが福島第一原子力発電所事故後のツイッターだ。 当時、ツイッターを開くたび、日が真っ二つに割れているように感じられた。「原発は危険だ。今すぐ日(もしくは福島)から出ないととんでもないことになる」という人と、「原発は危険だが、風評被害で苦しんでいる福島の人々の気持ちを考えろ」という人。中でもたちが悪かったのが新聞記者や編集者、報道カメラマンといった同業者たちのツイートだ。自分が属する組織の名前をわざわざ挙げながら「ここでつぶやくのは個人の意見です」とプロフィールに綴るダブルスタンダードの滑稽さもさることながら、中にはスクープ欲しさにデマを流したり、自分たちの仲間が攻撃

    原発、集団的自衛権、ヘイトスピーチ…誰もが成りうる狂信主義とどう向き合えばいいのか? | ダ・ヴィンチWeb
    laislanopira
    laislanopira 2014/07/23
    "『わたしたちが正しい場所に花は咲かない』" "狂信主義の治療薬があるとするなら唯一、ユーモアのセンスだとオズ氏は主張する"
  • 『ふくしま・震災後の生活保障 大学生たちの目で見た現状』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日、福島大学行政政策学類の労働法の授業の時間をお借りして、学生の皆さんにお話をしてきました。 その担当の先生である長谷川珠子さんから、こういう冊子をいただきました。 http://www.waseda-up.co.jp/cat649/post-659.html 福島をわすれない――。社会保障法、労働法を学ぶ早稲田大学、福島大学の学生たちが、福島をめぐる教育、コミュニティ、雇用、介護など人々の生活実態を詳細にレポート。大学生ならではの瑞々しい感性で問題の質に迫る。 これは、早稲田大学の菊池馨実ゼミの学生と、福島大学の長谷川珠子ゼミの学生たちによる震災と原発避難の実態を描き出した記録です。学生たちがここまでやれるといういい証明です。 はじめに(菊池馨実) 第1章 福島の将来,子どもの未来――福島からみる中高生の教育問題 (柴崎早希子・大友恵美・角 詠之・櫻井 茜) ◆コラム 「被災者」と「

    『ふくしま・震災後の生活保障 大学生たちの目で見た現状』 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 『1984 フクシマに生まれて』刊行記念 大野更紗と開沼博が選ぶ「生き抜くためのブックレット」/大野更紗×開沼博 - SYNODOS

    2014年2月に刊行された大野更紗・開沼博著『1984 フクシマに生まれて』(講談社)。その刊行記念として3月23日に池袋で開かれたトークイベントでは、書の紹介に留まらず、著者のふたりが考える「現代社会を生き抜くために、今、読むべき30冊」が紹介された。1984年、福島県生まれという共通点を持つふたりは、いま読者に、どんなを手に取ってもらいたいと考えているのか。イベントの抄録をお送りする(構成/金子昂)。 大野 みなさんこんにちは、大野です。 開沼 開沼です。よろしくお願いします。 大野 今日は日曜日の午後という貴重な時間にもかかわらずトークイベントにお越しいただいて当にありがとうございます。会場であるリブロ池袋店さんが入っている百貨店があまりに混んでいて、駅の改札からこのイベントルームに辿り着くまでに、35分もかかりました。車椅子がぜんぜん前に進まなくて。 開沼 まずは『1984

    『1984 フクシマに生まれて』刊行記念 大野更紗と開沼博が選ぶ「生き抜くためのブックレット」/大野更紗×開沼博 - SYNODOS
  • 『記者たちは海に向かった』 - 半径10kmのジャーナリズム - HONZ

    記録を残すとは、時に残酷なものである。 書の表紙をめくると、そこには一枚の写真が掲載されている。カメラに向かって微笑む、福島民友新聞の6人の記者たち。撮影されたのは、2011年3月9日。後方には激震と津波によって後に消失してしまう「ろうそく岩」もそびえ立つ。そして6人の運命が、やがてジグソーパズルのようにバラバラに引き裂かれていくことを、彼らはまだ知らない。 記録を残すとは、時に希望を生み出す。 2011年3月12日の福島民友新聞の社説は、このような書き出しで始まる。 <私たち福島県民にとって、これまでに経験したことがない、想像を絶する揺れだった。> 一次資料もなく、被害状況も分からず、周囲が安否確認をしているさなかに書き出された文章は、助け合い、支え合うことへの呼びかけを目的とし、多くの被災者の元へと届けられた。 だが、このわずか3日ほどの間に、福島民友新聞の中では想像を絶するドラマが

    『記者たちは海に向かった』 - 半径10kmのジャーナリズム - HONZ
  • 『原色 金魚図鑑』 - HONZ

    賞を取るような立派な金魚も、少しブチの多い金魚も、みんなかわいい、愛すべき存在です。 別に私は池田書店の回し者ではないのだが、『日のお守り』に引き続き、まんまと書にも当てられてしまった。この上質紙のせいなのだろうか。の作り手や登場人物の金魚に対する愛情やぬくもりが、紙の感触を通じてこちらにも伝わってくるようだ。丁寧な作りのの佇まいは、書店の棚にあっても独特の存在感を醸し出しており、思わず手に取ってしまった次第だ。 もちろん、紙質ばかりが書の魅力ではなく、見応え・読み応えも十分。中国から日に金魚が渡ってきてから500年あまり。もとは和金1品種から誕生した金魚も、いまや30種類を超えようとしている。その各品種について、由来・体の特徴・飼育のポイント・魅力と楽しみ方を、全ページにわたりカラー写真をふんだんに用いて解説している。スラッと伸びた体型がアメリカ生まれの雰囲気を醸すコメット、

    『原色 金魚図鑑』 - HONZ
    laislanopira
    laislanopira 2013/12/26
    “よそ者であり、映画製作者・ルポライターだからこそ書けるイジメの構造もあり、現地の人たちの心の深いところでの悩みは、本書で初めて知ったことが多い”
  • 【レビュー・書評】「フクシマ」論―原子力ムラはなぜ生まれたのか [著]開沼博 - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    「フクシマ」論―原子力ムラはなぜ生まれたのか [著]開沼博[評者]上丸洋一(社編集委員)[掲載]2011年7月17日著者:開沼博  出版社:青土社 価格:¥ 2,310 ■能動的に原発を「抱擁」した歴史 福島は、どのようにして「原子力ムラ」となり「フクシマ」となったか。その主題を「中央と地方」「戦後成長」との関係から追究する。約400ページの書は一部を除いて3・11以前に書かれた。福島県生まれの若い研究者の学術論文が、未曽有の大震災をへて注目を集めている。 「(原発が)ないならないほうがいい」 著者のインタビューに福島県の50代の女性が答える。それでも「出稼ぎ行って、家族ともはなれて危ないとこ行かされるのなんかよりよっぽどいいんじゃないか」と。 原子力ムラは自ら能動的に原発を「抱擁」(受容)している。その「幸福感」に著者は着目し、ムラを受動的な存在とみる見方を退ける。 書を読みながら

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