タレント千秋のパパとしても有名な、藤本勝司・ 日本板硝子会長。右は、「英国の家族を大事に したい」と、同社社長職を辞した、スチュアート・ チェンバース氏。 東京UFJ銀行が8月から取り扱いを開始した投資信託(以下、投信)が、金融業界で話題だ。投信とは、複数の株式や債券を組み合わせた金融商品。話題となっているのは「ダイヤセレクト日本株オープン」なるもので、”スリーダイヤ”とも称される三菱グループ傘下企業の株式のみを組み合わせた異色の商品だ。パンフレットには投資先企業として、三菱重工業や三菱地所、三菱倉庫などが並び、「伝統と信頼の三菱グループに投資を」とうたわれている。財閥系企業に集中投資する投信とは、「儲かるならなんでもありの兜町でも、聞いたことがない」(証券会社関係者)とのことだが、あるアナリストは、「特定の財閥系企業だけに投資するなんて、独占禁止法の縛りが厳しい欧米だったら、金融当局から
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