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ブックマーク / hotakasugi-jp.com (3)

  • 京都アニメーションについて、事件ではなく作品とともに記憶してほしい - Film Goes with Net

    リアルサウンド映画部に、京都アニメーションについて書きました。 “世界を肯定する力”をくれる京都アニメーション その卓越した技術が伝えてきたもの|Real Sound|リアルサウンド 映画部 この記事を書く時に考えていたことについてここに記しておきます。 事件があって以降、ジョン・レノンの殺害事件について調べていました。別に、京都アニメーションとジョン・レノンを比べているのでも、並び称しているわけでもありません。そもそも人の悲しみにも悲劇にも、序列なんてつけようがないと思っています。事件そのものについて調べていたのではなく、あの痛ましい事件を当時のファンの人たちはどのように受け止め、どのように乗り越えようとしたのかを調べようと思ったのです。 しかし、なかなかそういう情報は出てきませんでした。出てくるのは、犯人のマーク・チャップマンのことばかり。ポール・マッカートニーやオノ・ヨーコが今、あの

    京都アニメーションについて、事件ではなく作品とともに記憶してほしい - Film Goes with Net
  • 即興芝居とアニメーション。『リズと青い鳥』 - Film Goes with Net

    言葉で決めつけたくないから映像にする 山田尚子という監督は、今日の現役映画監督の中で最もフィルムメーカーらしい人なんじゃないかという気がする。今年カンヌ国際映画祭に行く濱口竜介に近い存在かもしれない。人間は言葉で思考し、コミュニケーションする生き物だが、優れたアーティストは絵や音楽などそれぞれの手法で言葉と言葉の間にこぼれ落ちた、捕まえきれない情動を表現する。凡庸な表現者は、言葉の範疇に収まるものを他の表現物に代替させているだけにすぎない。ただライターとしては、そういう作品の方が仕事は楽だ。優れた作品ほど仕事しづらくて困る。困るけど映画ファンとしてはそういう作品に出会えた方が嬉しい。 で、『リズと青い鳥』はどうなのかと言うと、非常に困る作品だ。素晴らしい。あの2人を描くためには、確かに映像ではなくてはならかったという気がする。原作では希美とみぞれの間で久美子が立ち回ることで描かれた2人の

    即興芝居とアニメーション。『リズと青い鳥』 - Film Goes with Net
  • コンテンツ消費の本質は背景の肩書きやストーリー消費なのか否か - Film Goes with Net

    僕はあの映画の何に感動したのか 1994年のイタリア映画で「イル・ポスティーノ」という作品があります。イタリア語の作品ながら、米国アカデミー賞の作品賞にノミネートされ(通常英語以外の作品は外国語映画賞のカテゴリになる)、高い評価を受けた作品です。イタリアの小さな島に住む郵便配達人マリオは、チリから亡命してきた詩人パブロ・ネルーダの元に世界中から届くファンからの手紙を届けるうちに、詩人との交流を経て詩や文学の素晴らしさに目覚めていく、という物語。イタリアのプローチダ島で撮影された作は世界中で高い評価を受け、日でもミニシアターでロングランヒットを記録しました。 多くの映画スターや有名監督も惜しみない賛辞を送ったこの作品は、必ずといっていいほど、主演俳優の逸話とともに紹介されます。主演のマリオ役を演じたのはマッシモ・トロイージ。イタリアでテレビ映画、舞台など多方面げで活躍した俳優ですが、彼

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