闇営業騒動で揺れる吉本興業。写真週刊誌『フライデー』(7月19日号)がさらなるネタの存在をちらつかせるなど、事態は底なしの様相だ。吉本は反社会的勢力の排除を徹底する考えを文書で示したが、在阪の芸能プロモーターは「どこまで本気か」と、こう首をかしげる。 「反社との関係が取り沙汰された、ベテラン漫才師の中田カウス(70)を厚遇している限り、解決になりませんよ」 カウスと反社の関係といえば、今からひと昔前の2007年、吉本の創業家と経営陣のお家騒動が勃発。その過程で当時、創業家の当主だった故・林マサさんが週刊誌誌上で、吉本の特別顧問だった中田カウスと日本最大の指定暴力団「山口組」5代目との"黒い交際"を暴露した。 スポーツ紙記者が振り返る。 「カウスは、マサさんの夫で吉本の会長だった故・林裕章さんの金銭トラブルや女性問題を5代目の名前をちらつかせて処理しました。その功績で特別顧問に抜てきされたん