自販連や全軽自協から毎月発表される月別の新車販売台数ランキングを集計してみると、最近では軽自動車が4割以上を占めている。 販売ランキングの上位にも軽自動車が多く、そのほかは5ナンバーサイズのコンパクトカーとミニバンが目立つ。エンジンは、1.5~2リッター搭載車が中心。2リッターを超えるエンジンを積んだ3ナンバー車はトヨタ ヴェルファイアとハリアーくらいだ。 しかし、1ヶ月の販売台数が1,000台に満たないランキングの中堅から下位には、2.4リッター以上の3ナンバー車が多い。 売れ行きが伸び悩む大型車の多くは、海外向けに開発されている。世界販売台数の内、国内で売られている比率が10%以下の車種も少なくない。こういったクルマが相手にしている市場は北米や中国。「日本はオマケ」といえるだろう。 そこで2013年における各メーカーの世界生産台数に占める国内販売の比率を見ると、トヨタ/ホンダ/マツダの