京都御苑の東側にある鴨沂高校(おうきこうこう)。前身は1872(明治5)年に日本で最初の女学校として設立された「新英学校女紅場」です。女紅場というのは、明治初年代に全国各地に設立された、女子に裁縫 機織(はたおり) 読み書き等を教える学制外の施設だそうです。その後1923(大正12)年に京都府立京都第一高等女学校と改称。1948(昭和23)年に学制改革により男女共学の京都府立鴨沂高等学校になっています。 御苑に接するため周囲に配慮したためでしょうか、校門はお寺の門のようだし、洋風ながら正面に破風がある帝冠様式にも見える変わった学校です。鉄筋コンクリート造り3階建て。 その後、再訪した時には校門が開いていましたので、写真を追加します。(2008.7.5) このブログへのアクセスが意外に多いので不思議に思っていましたが、ようやくわかりました。NHK大河ドラマ「八重の桜」の八重が勤めた学校だった