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ブックマーク / randamhexa.blog.fc2.com (3)

  • 映画「けいおん!」を視聴して - Anime

    劇場版「けいおん!」を視聴してきた。 新宿、ピカデリー。 封切りからしばらく経ってはいたが、相当な人の入りであった。 さすがは「けいおん!」である。いつまでも沈まぬ太陽の如く、すさまじい人気ぶりとしか言いようがない。 開場時間になった。 アナウンスに従い、俺は予約していた座席につく。 わくわくしてきた。 今回の劇場版、どのような話なのかはまったくわからない。なにやらイギリスへ行くらしいだとか、かつひょんなことからIRAに入ってゲリラ活動に従事するらしいだとか、いやいやヘリフォードでSASの入隊試験を受ける(そして冬山を登る最終試験で、民家の老夫婦にスープを飲ませてもらう)のだとか、さまざまな流言が飛び交っており、そこから真実を見極めるのは難しいと思われた。 だが、それももはや、どうでもいい話だ。 唯、澪、律、紬、梓。 これから、また彼女たちに会えるのだ。 己の精神が果てしなく高揚するのを感

  • 恋人はエンライテンド - randamHEXA

    ぼくの住んでいる街の駅前広場には小さな時計台があって、それはもちろんポータルとして登録されている。 学校の行き帰りにスキャナー画面を起動して、ポータルレベル8の時計台がひときわ強い青い光を放ち、周囲のポータルと密接にリンクされ、まるで蜘蛛の巣のように複雑な幾何学模様を描き出していることを確認する。 スマートフォンの小さな画面を通して見える青い世界に、名状しがたい安堵をおぼえる。 * 実際の地図と位置情報を利用した世界規模の陣取りゲームIngress<イングレス>」 青と緑の両陣営が、日中……いや世界中いたるところに点在するポータルを巡って熾烈な領土争いを繰り広げている。 ぼくは、その青の陣営――通称「レジスタンス」――に属するエージェントだ。 世界を青で覆い尽くす。 それがぼくの使命だ。 誇り高きレジスタンスのエージェントたるぼくの使命。 自宅から駅、そして学校の周辺はぼくのテリトリー

  • シンデレラたちに花束を - Game

    電車の中やトイレの個室の中でモバマスをやっていると、いつも俺は世界からの隔絶を感じる。 なにか大切なもの、大いなるものから切り離されている感覚。 手の中の小さな携帯端末の画面に映し出されるアイドルたちの世界も、俺とは大きく隔てられている。 おそらく彼女たちも、なにか別の大事なものから切り離され、閉ざされているのだろう。 * モバゲーから提供されている、アイドルマスターから派生したソーシャルゲーム。 通称モバマス。 正式名称は、アイドルマスター シンデレラガールズ。 シンデレラガールズ。 遠い昔のお伽話のように、持たざる身から一転して輝かしい栄光を手にする少女たち。 正しくは、ガラスのを与えられる一握りの少女たちと、そうではない少女たちの物語。 物語と言っても、このゲームにはわかりやすいシナリオ、ストーリーがあるわけではない。 ただ明確な目的と手段が与えられるのみだ。 このゲームが示す目的

    laislanopira
    laislanopira 2012/03/04
    「私でもアイドルになれるんですね、信じてみます!」と明るく言った少女が、次の瞬間に別のアイドルのレッスンの餌になってどこかに消えてしまう不条理よ
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