いま、放送されているテレビドラマの内容にクレームがつき、大きな話題になっています。 どこまでの表現が許されべきか? はコンテンツ産業につきものの問題です。こういった議論は、時代によって変化し続けながら、延々と行われるのでしょう。 そこで今回は、コンピュータゲームの規制について、簡単にご説明します。 家庭用ゲーム機では問題は発生しない 家庭用ゲームソフトは、このテレビ番組のような問題は、ほぼ発生しません。かなり厳しい表現規制がかけられているからです。日本で販売される家庭用ゲームソフトは、CERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)が定めたレーティング基準によって審査され、全年齢が購入できる「A」から、18未満は購入できない「Z」基準まで、5つに区分されます。パッケージの目立つところにアルファベット表記が記載されているので、ご存知の方も多いでしょう。 CEROが誕生したのは20
