覚醒剤を使用した罪などに問われている元タレントの田代まさし被告(63)の裁判が開かれ、田代被告は起訴された内容を認め「反省している」と述べました。一方、検察は「依存性が顕著で、再犯の可能性が高い」として、懲役3年6か月を求刑しました。 13日、仙台地方裁判所で初公判が開かれ、黒いジャケットに白いワイシャツ姿で法廷に入った田代被告は起訴された内容を認めました。 検察は「去年8月ごろから覚醒剤を再び使い始めた」などという内容の本人の供述調書を読み上げました。 田代被告は薬物を入手したいきさつを問われると「反社会的勢力の飲み会に参加して、耳元で小さな声で『あるぞ』と覚醒剤を渡され、持って帰った」と話しました。 また専門の施設で更生プログラムを受けていると説明し「反省している。同じ過ちを繰り返して反省していないと思われてもしかたないが、プログラムが必要だと感じている」と述べました。 検察は「依存性
