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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/m-abo (5)

  • そういうわけで「男の子」の自分語り希望(笑) - さかさまつげ

    以前、このエントリで、更科修一郎氏の『月姫』までの長い途─ぼくらのリアルと美少女ゲーム─ での「フェミニズムがおたく男性を抑圧した」という主張(というか、論の前提)について、遠回しにクエスチョンマークをつけたことがあるけれど、以来ずっと、この更科氏の文章、フェミニズムに詳しい人から、かなり厳しい批判が出ても無理はないよな、という気がしていた。「少女漫画的日常」でnogaminさんが真正面から疑義を示しているのを読んで、ついに、と思ったのだけれど、同時に、nogaminさんと自分の立場の違いもあらためて感じた。 1番それを感じるのは、「女性を凌辱・嘲笑することで、男性という役割を肯定する負の作業とされた」という文の中には二重の否定的な意味が読み取れる。負の作業と批判されることに居心地の悪さを感じているのか、あるいは、もともとそのようなものとしてしか描かれない「男性らしさ」に居心地の悪さを感

    laiso
    laiso 2007/01/20
  • ヘテロ男子がおびえるとき。:さかさまつげ

    むかしむかし、ボーイズラブっつうかやおい系のかけだし編集者だった頃には、ときどき「おまえ、そっちのケあるの?」なんて社内で聞かれたもんでしたな。たまたま同じ社内で、ゲイによるゲイのためのゲイ雑誌を出してたこともあってか、やおいの男性編集者もやっぱりゲイなんだろうな…みたいな、漠然とした先入観はあった気が。やおい雑誌とゲイ雑誌の違いなんて、関心のない人にはほとんどわからないですしね。で、たまーに、じかにご下問になる勇者があらわれる。「あるの?」と聞かれれば「今のところない」と答えるまでですが、それを聞いて、さらにたまーに、ちょっと気になるリアクションをする御仁もいるわけです。「よかったあ、おれアボくんに犯されるかと思った〜」…あのなあ、と。そのへんで立ち話してる最中に犯すかよ!とか、おれ攻めキャラじゃないから、とかそういうことではなくて…。正しい馬鹿ヘテロ男子たるもの、俺に惚れても抱いてあ

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    laiso 2006/09/22
  • 「やおいされるのって男の夢じゃない?」 - さかさまつげ

    映画秘宝』の最新号、ファビュラス・バーカー・ボーイズ=町山智浩・柳下毅一郎両氏によるトーク連載「裁くのは俺たちだ!」のネタが、案の定『ブロークバック・マウンテン』。当然、一部で話題の山形×柳下やおいの話も……(中身はこちらで紹介されてます)。柳下 他人のやおい見るのは楽しいけど、自分がやられるとこんなに困ると思わなかった。(中略)町山 でも、やおいされるのって男の夢じゃない?柳下 自分のやおいが出て一人前ってことですかね。 じゃあアニメ界で「一人前」なのは、僕の知るかぎりでは榎戸洋司×幾原邦彦のお2人、ということに(笑)、ってそれはともかく、「やおいされるのって男の夢」とは、なかなか言えるセリフじゃありません。何年か前に、とあるボーイズ系のマンガ家氏から、ファビュラス・バーカー・ボーイズ(もちろん「や」のつくジャンルの)を出したい!でも話の通じるマンガ家友達が1人しかいなくて、いつ

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    laiso 2006/09/15
  • 「男の子」とフェミニズムについていろいろよくわからないこと。 - さかさまつげ

    「深夜のシマBlog」の『バックラッシュ!』非難を読んでいるうちにふと連想したのは、まるで無関係っちゃ無関係なのだけれど、フェミニズムが(ある種の)男の子たちを抑圧した、という前提で書かれているとおぼしき更科修一郎氏のこの文章だった。70年代後半の乙女ちっく少女漫画が「少女幻想」という抑圧から、フェミニズムによって少女たちが解放されていく以前の表現、抑圧下で生まれた表現であるが故に、フェミニズムによって抑圧された男の子たちのための物語として機能したのだ。つまり、この時代の少女漫画が発見した少女の自意識と身体性に対する不安が、現代を生きる美少女ゲームユーザーな男の子の自意識と同期してしまったのだ。「『月姫』までの長い途─ぼくらのリアルと美少女ゲーム─」http://www.ann.hi-ho.ne.jp/cuteplus/ncp/coco01.html#004 そもそもこの文を読んだのはA

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    laiso 2006/07/17
  • 「負け戦」から始まる?腐女子論  - さかさまつげ

    やおい歴ン十年、筋金入りの腐女子であるところの闇さん(=仲村明子さん*1)が、ようやく『オタク女子研究』を読んだというので、電話でだらだら話した。やはりというか当然と言うか闇さんも批判的で、その趣旨そのものはネットで見かける批判と大差ないのだけれど(とはいえ、その言葉の直截さには闇さんならではのユーモアがあって、ぜひどこかに書いてもらいたいと思う)、なぜ(一部の)腐女子がこのを批判せずにはいられないか、その背景を、簡潔に説明してくれたのが僕にはとても印象的だったし、納得した。 ことはジェンダーにかかわる。僕が、知人のSF業界人の言を引き合いに出して、たとえばSFオタクが同様のを書かれたとしても、このに対して反応した腐女子ほど感情が先に立つとは思えない、と言ったところ、闇さんは「それはあなたやあなたの知り合いが男だからだよ」とあっさり答えたのだった。さらに続けて「女の人はジェン

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    laiso 2006/05/21
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