"Desktop Personal Computer"と、"Desktop Environment"では、「デスクトップ」の意味が異なります。 デスクトップPCとは、机上に置くパソコンという意味です。 デスクトップ環境のデスクトップとは、画面を「事務机の上」にたとえたもの(メタファー)です。 おそらく、MacOSやWindowsが、このメタファーを広めた先駆者なのでしょう。 ですからつまり「デスクトップ環境」とは、事務作業のためのソフトウェアのセットです。 GNU/Linuxでは、WindowsやMacOSと異なり、OS全体は一枚岩ではできていません。 カーネルはLinux、いわゆる「ユーザランド」は主にGNUです。 それぞれの構成要素を寄せ集めて継ぎ接ぎでつくっています。 ですから、デスクトップ環境も選べて当然であるわけです。 そしてさらには、デスクトップ環境はソフトウェアのセットなので
いくらUNIXやGNUのユーザでも、コンソールやフレームバッファだけで完結させるEmacsユーザのような硬派な人は多くはありません。かなりの人がGUIを用いています。(ましてや Vim だとかは、Emacsと異なりあくまでもテキストエディタですから、 GVim で GUI の人はたくさんいるはずです。) GNU/Linux の GUI には、desktop environment (DE)、いわゆる「デスクトップ環境」というものがあります。 つまりは、事務作業用のソフトウェアのセット(suite)とでもいうべきものです。 一般的には、パネルやメニュー、ファイルマネージャ、テキストエディタやメディアプレイヤーなどのアプリケーション・ソフトウェアが含まれています。 よく知られているDEとしては、 GNOME や KDE、Xfce など があります。 さて、GUIソフトウェアは、グラフィカルなユ
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