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ブックマーク / karinko.com (1)

  • 誰がためにかりんは鳴る-雑記

    7月29日 「死者との関わり方」 ナースステーションでカルテを書いていたら、リハ科の医師が疲れた表情で入ってきて 「イシダユウイチロウさん、お亡くなりになりました」 と傍らの看護師長に告げた。大変あっさりとした物言いに、私は一瞬、かなり以前に退院した患者さんの訃報なのだろうと錯覚した。しかし、亡くなったその人の名前には聞き覚えがあった。 「亡くなったんですか」 私はカルテを書く手を止めて訊ねた。 「そう、心臓麻痺。風呂場で倒れてそのまま」 「いつですか」 「ついさっき。10分ほど前。今までずっと(蘇生処置を)やってたんや」 1ヶ月ほど前、私はイシダさんの訓練を行った。私の担当患者さんではなかったが、休暇をとっていた先輩に代わって一度だけ担当したのだ。循環器疾患のある人で、訓練中はずっと血中酸素飽和度を示す装置とにらめっこだったのを覚えている。 一度きりの関わりだったので

    laiso
    laiso 2005/08/05
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