EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
フェイスブック 松信嘉範さんが登場! 世界中のユーザーがあらゆる情報を共有しているFacebook。ユーザーの投稿や「いいね!」などのアクティビティはメインデータベースのMySQLに刻々と書き込まれていく。同社はこのMySQLおよびストレージエンジンInnoDBに性能を高めるための独自の改良を加え、日々運用している。 サイトでは常に大量の書き込みが発生しておりデータはペタバイト級、膨大な処理をまかなうために大量のサーバーでシャーディング(分散)をしている。またMySQLデータベースの前にキャッシュを置き、多くの読み込みはキャッシュでヒットしてすぐ応答を返せるようにしている。 メインデータベースのストレージにはフラッシュストレージ(SSD)を使用。SSDは高いIOPS性能を出せるものの、価格はいまだにHDDよりも高い。なにしろ台数が半端ないので、ストレージ使用量(スペース)を少しでも減らすこ
松信さんキャリアはMySQLとともに 左から、松信さん、斯波さん、小幡さん 斯波健徳(以下、斯波):まずは松信さんの自己紹介として、MySQLにかかわるきっかけや経緯などをお願いします。 松信嘉範(以下、松信):2001年に新卒でソニーに就職して、2年目ごろからOracle Databaseに関わりORACLE MASTERなどデータベースの勉強をしました。後にオープンソースのPostgreSQLとMySQLを検証し、MySQLを選びさらに研究を重ねて行きました。 小幡一郎(以下、小幡):MySQLを選択した理由は? 松信:ポイントインタイムリカバリとサポートですね。当時のPostgreSQLのバージョン7では、ポイントインタイムリカバリの機能がありませんでした。 斯波:コミュニティへの参加は? 松信:友人つながりでデータベース比較研究会という10人くらいの不定期勉強会に参加し、より深くM
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