先月末でサービス終了してしまったLingrについて、少し考えたことを書いておこうと思います。 私の主なLingrの使い方は、自分専用のチャットルームをひとつ作成し、それを学生時代の友人達に知らせて、彼らとの旧交を温める場として活用することでした。 使い始めた頃はなかなか楽しくて、例えば、友達と二人で会話している途中で、別の誰かがその話に入ってきたり、それらのやりとりを後日、別の誰かが読んで、思ったことを書き残しておいてくれたりと、チャットってこういう使い方もできるんだなということに初めて気がつくことも多かったです。 「メール」が電話と手紙の中間的なツールとして広く世の中に受け入れられたのと同様に、「Lingr」もチャットと掲示板の中間ツールとして広まっていくのではないかなと、そこまで想像をふくらませていた頃もありました。 けれども徐々に、自分のチャットルームを使うことも減っていき、サービス