タグ

ブックマーク / tdaidouji.hatenablog.com (3)

  • がんすり - 旧tototo

    世界系とか言ってるのうざいです。 この種の新語、造語を使うと反論が封じられるというのがまずある。<教養小説>であるとか<シュールレアリスム>であるとかなら、面倒見のいいツッコミ役が「来の意味」なり「評論用語としての文脈」なりを参照してツッコミを入れてくれる可能性もあるけれど、造語は「俺の中でこうだから」で完結してしまう。あるいは、ネットの言葉を鵜呑みにしてどっか別の飲みの席で「○○は教養小説として…」と思わず言ってしまっても「いや、それ意味わかんねえし。教養小説って○○って意味じゃねえの?」といったストッパーがあることも期待できるが、造語は期待できない。 次。定義が雑。 社会てナニ。近代国家? 脱近代? ならそう書けって。 手法の稚拙さを指摘したそうに見えるわりには、どの作品のどの手法のどの部分がどう稚拙なのかを具体的に指摘しない。数学の問題を解くときに法学は参照しないし、逆もまた然り。

    がんすり - 旧tototo
    laiso
    laiso 2006/08/20
  • 『ローズ・イン・タイドランド』 - 旧tototo

    テリー・ギリアムの新作。こないだの「ブラザーズ・グリム」で上と編集方針で揉めて交渉が一時期決裂してる最中にサクッと撮った低予算少人数映画だそうで、グリム兄弟のほうがイロイロと大人の事情に屈服して「ハリウッドにやっつけられちゃったギリアム」みたいなニントモカントモな中途半端感あふれる作りだったのに対し、こっちは憂さ晴らしのためか「ああ、いつものギリアムだ」と安心の作りでした。 原作は少女の一人称小説で、上の邦題のとおり「不思議の国のアリス」をモチーフに採用しています。ローズは少女の名前ね。 アリスをモチーフにして幼い少女の視線から見た世界を描いて変な光景になっちゃった、は最早お約束ですが。ヤン・シュヴァンクマイエル『アリス』を思い出しましたが、えーと当然ながら別物ですんで俺が勝手に並べたって話。シュヴァンクマイエルのアリスは中盤で既にアリス自身ですら解体されてコマ撮りアニメーションの素材とし

    『ローズ・イン・タイドランド』 - 旧tototo
    laiso
    laiso 2006/08/14
  • 「教養小説」で思い出すというと - 旧tototo

    id:rulia046:20060329:p1読んでの反応。 そういや何かあったなあ、ということで ただ、私がたどりついた結論としては、作の物語はビルドゥングスロマン(教養小説)であり、名作と呼ばれる文学作品に通じる魅力があるということだ。物語を通じて語りかけてくる何かがある。そしてそれは、道徳的なものだ。人々のモラル低下が危惧される昨今だからこそ、できるだけ多くの人に『グランディアII』を遊んでほしいと切に願う。 http://www.dengekionline.com/soft/recommend/grandia2/grandia2.html とか。上記のに反応してる、 http://homepage1.nifty.com/sawaduki/game/sawa/grandia2.html て記事も出てきた。 かつて私は「ゼノギアス」について書いた時にこの表現(教養小説)を使おうとして

    「教養小説」で思い出すというと - 旧tototo
    laiso
    laiso 2006/03/30
  • 1